和服の古着の片隅に積んであった紙の束。
女児用の着物の柄を、きれいに手描きした画用紙くらいな堅さの紙でした。
どのような使い方をしたのか髪の縁は痛んでいました。
これだけ少し紙が違い、印刷です。
和服の古着の片隅に積んであった紙の束。
女児用の着物の柄を、きれいに手描きした画用紙くらいな堅さの紙でした。
どのような使い方をしたのか髪の縁は痛んでいました。
これだけ少し紙が違い、印刷です。
絵柄に魅かれて見てると、「江戸時代だよ」と店主。
ほんと?と思う。
ヒビが入ってるのはわかるけど、蓋のえぐったようなキズが不思議だった。
大阪のデパートの美術品コーナーの一角に、骨董品があった。
縁のメモリのデザインが気を引いた、以外に高かった。
土産物店の隣の古道具店で出会った。
別注の家紋入りで、蓋と茶碗の合わせ目で、家紋が合うように描かれています。
梅の柄のミニ夫婦茶碗です。
1995年頃だったでしょうか、京都市立美術館の帰りに寄った店で購入。
その10年くらい後に再び訪れると、値札の0が一つ増えていた。
3000円では売れなくて30000円にしたら売れたっていう、アレか?と思った。
若い日に初めて行った骨董店。目的もなく見せていただいて、何も買わないのは悪いみたいと仕方なく買った。
後に露店に行くようになって、あの時高い買い物したと悔しくなった。
アンティークフェアーに初めて行った日、見切り品ボックスから買った小鉢。
欠けたところを金で繕ってある。
ドライブで通った山村に古道具屋があり寄ってみた。買わないのは悪いので買った小皿。若い日は遠慮がち。
昔よく見かけた輸出用らしきこの手の皿。
山に松 manna 次の段にChina、最下段にmade in Japanって何? ボーンチャイナ?わざわざ書く?
「蓮台寺窯だよ」木箱入りの20客の小皿。
「バラ売りするの?」「高いのでセットでは売れないし、九谷焼のコレクターも一枚ずつなら買うよ」
男性客が熱心に選んで、一枚買っていった。
私も見る。
同じデザインなのに手描きだから一枚づつ違う。
菊の花は皿ごとに枝ぶりが少しずつ違うし、他の花も位置がずれてる。
みんなで一枚づつ書いたのだろうか。
見比べて買うはずだわ。
お皿はやめていたのに、いいのがあるうちに私もと一枚買った。
自宅の大広間。
親類縁者のお膳が並ぶ婚礼の披露宴の席に、嫁の里から盆に積み上げた饅頭に袱紗をかけて持ち込む。
東北地方の風習と話す老店主です。
袷の袱紗は、仕立てあがって四隅に房が付いていました。
夏の婚礼は頻度が少なく、仕立てる前の薄い生地で刺繍がある。
掛け軸に仕立てたら、と閃いた。
下がる風帯も希望して完成。
男児用のぬりえのようです。筒状のカバーになっていて上と下が開いていますが両側面がボロボロです。
何とか破らないように取り出しました。
車掌さんが乗っていますのでバスのようです。
腰からがま口のバックを吊って、今乗ってきた乗客全員を記憶して、客の前で行き先を尋ねます。
パチンパチンと切符を切りつつ、運賃と釣銭の授受して次の乗客へ移ります。
踏切で停車、車掌は下車して踏切を渡り左右確認して、笛を吹き「オライ、オライ」と手をすくい上げつつバスを誘導します。
ドアを閉め「車内往来」と言うと発車します。
切符には、乗った停留所と降りる停留所に穴が開いていました。
停留所では車掌が降り、下車する客から次々切符を受け取り、待っていた客を乗せ「車内オライ」
こんな小さいバスはもあったのですね。
あれあれ、各2枚づつ入っていました。
戦車、航空母艦、軍艦、戦闘機、戦前のぬりえです。30円です。
露店ではバラバラの雛道具は珍しくない。
曽祖父が古文書を入れていた本箱と同じ作りの入れ物が懐かしかった。
蓋を引き抜くと棚に和綴じの本や、筆で書き写して綴じた和紙の本が重ねてあった。
木製に漆の蒔絵、金属の皿など丁寧に包んで入れてあります。
初節句のお祝いを母の生家から依頼されて、大丸がお届けにあがったのでしょう。
当時の包装紙が、両家の寿ぎの様子を想像させてくれます。
しかし、丸い火鉢は御隠居さんの手あぶりみたいです。
近年のプラスティック製より、まだ、台座が付いてるだけましです。
大名家の姫様の雛道具の火鉢はこの様なものです。
最近の、鏡台、タンス、お針箱と、明治、大正の庶民生活感いっぱいになったのは一体いつごろからでしょうか。