昭和9年7月5日発行。86年前です。
裏面にはびっしり、名所案内です。
日光以西です。
沖縄が掲載されていないのに、台湾が載っています。
祖母が歌ってくれた蛍の光、最後の番「♪ほ~た~るのひか~り」の部分が「♪たいわ~んの果ーてーまで・・・・」だった。
当時日本が統治していた台湾まで活躍できるようになれと歌ったものだったろうかと、祖母の声を思い出した。
昭和9年7月5日発行。86年前です。
裏面にはびっしり、名所案内です。
日光以西です。
沖縄が掲載されていないのに、台湾が載っています。
祖母が歌ってくれた蛍の光、最後の番「♪ほ~た~るのひか~り」の部分が「♪たいわ~んの果ーてーまで・・・・」だった。
当時日本が統治していた台湾まで活躍できるようになれと歌ったものだったろうかと、祖母の声を思い出した。
竹久夢二の絵はがきは、数えきれないほど作られたことでしょうが、私が所蔵しているものはわずかです。
若い男性が私製はがきを手作りし、海外にいる友人に送っています。
夢二は50年の生涯でしたが、まだ彼の生存中に、絵をまねて描いたもののようです。
数年前の事、天神さんの露店で夢二の絵はがきを20枚くらいファイルしたものを見つけました。
蒐集家の遺品かしらと値段を聞くと18000円。
負けてもらって15000円で購入しました。
その日は他の行事の帰路だったので、疲れていたので、数日してからじっくり見ました。
ぎょぎょぎょぎょ! すべて復刻品、webで見ると廉価。
おまけに、背表紙に「竹下夢二」と。竹下は・・・ああ。
立腹しても私が、どバカ。
翌月その業者に「先月15000円で買ったけど、これ返す」と差出し、振り返らず立ち去りました。
文句つけて喧嘩するのは情けない。
知ってやったなら、天が裁くだろうと自分を慰めた。
弘法さんの露店で毎月見ている蒐集家のファイルがある。
躊躇しているのは所蔵品と重複しているからだ
しかし、ばら売りしないと言う店主。
1年以上売れないでいる。
ある月、腹をくくってその40000円持参した。
「ちょっとは、負けて」
「聞いてくるわ」
え、雇われ店主だったのか。
何処へ行ったのか5分くらいで帰ってきて「20000円で」と言う。
驚いて「いいよ」とお金を差し出すと「袋、もらってくる」とまた5分待たされた。
竹下のファイルが、利息を付けて返してくれたと思ったものでした。