レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

愛子さま

2024年11月13日 10時38分00秒 | エッセイ

愛子様が、皇后雅子様のお腹にいらっしゃった頃のことを思い出します。

テレビで「お答えします」で有名だった占い師の田中さわさん。
長らく噂は途絶えていましたが、そのお名前は忘れてはおりませんでした。

その頃、どこかで読んだ週刊誌が、彼女にお腹の赤ちゃんの事を質問した記事が載っていました。

「皇太子ご夫妻にはこの子以外、お子様は生まれません。
将来、国民にとっても信頼される立派な天皇になられます」

私は勝手に、親王様だと思い込みました。
お生まれになったのは内親王様。

田中さわさんは、性別はおっしゃらなかった事を思い出しました。

そして、国民が愛子天皇待望論、国連からの圧力。

しかし立太子礼で決まられている秋篠宮様。


方言絵はがき 4 加賀ことば

2024年11月09日 07時15分49秒 | 絵はがき

タトウに入っています。

元は何枚入りかはわかりません。
宛名面です。

名所の写真、端にはイラストが描かれています。
それほど分かりにくい方言でもないように思います。

金沢 片町通り街観

古刹 天徳院 山門

金澤 石川門雪景

金澤 尾山神社と獅子舞

加賀名産 九谷焼

 


方言絵はがき 3 名古屋言葉

2024年11月08日 06時57分37秒 | 絵はがき

千代葉さん 夕べの御客様テヤ ヨー だれだったへモー。

いつものスカタラシ爺様だギャーも、わしヨー タイダイと(わざと)キャール様に(帰る様に)イゲッナイ事(イヤなこと)ばかり言ってやったわナモ。
それでも帰りせんでヨー 本當に わしムカツイて来たウェー。

わしのお客様はヨー サの字だってヨーうれしかったウェー。

オイテ、チョーョ(たいがいにして おおきよ)
おまさんばっかり、マア ムカツイタ 何ぞオモリヤーセヨ イカ(何かおごってちょうだいよ、いいかね)

画家のサインも入って、名古屋言葉と書いてあリます。
明治時代の少し厚手の絵はがきです。


方言絵はがき 2 鹿児島ことば

2024年11月07日 05時22分17秒 | 絵はがき

絵の作者は違うようですが、表面(宛名面)の仕様が同じなので、発行所は同じと思われます。

喧嘩(イサケ)

ワヤ、オイセー、コンマへ、ナイゴ テ、アゲン コツ、キスカエ タ、ㇳヨ 
(貴様は、俺に、この前、何のことから⦅どうして〙、あんな事 吐かしたのだ⦅言ったんだ)

湯屋(フロヤ)

作者のサイン(丸のような)があります。

友人出會
コノゴロ ハ アワンヂヤッタガ ゲンキジャッツロ

訪問

メイヤゲ モンソ、オサイジャスカ
(ごめんください ご在宅でございますか)

散歩

オマンサート、アタイト、テノン サルケバ、ヒトガ ミチョン、ドナー
(あなたとわたしが 一緒に散歩すれば 人が見ていますねー)

賣買

コサバノ、コデノ、タコノ、チュワ、イツジャンドー
(小鯖、小鯛、タコノ類、よろしいかー⦅いりませんかー)

ここから、サインは無く絵が違います。

厄介千萬なとこゐ(ヤッケナトコイ)

オタケサン、雨ガフンド、アン ツイダン
(おたけさん、雨が降り出したよ あの ふんどし)

下宿屋の朝

「モ オキイヤ ハンカ 八時ゴワンド」
(もう 起きなさいませんか 八時ですよ」

酔いどれ(エクレボ 又は ヨクレボ)

夕涼(スズミ)

「コンバンナ、スズシ コッ ゴワンドナー
(今夜は涼しい事でございます」

潮干狩(ケホイ)

「オイ ワイドンドン ミッミレ シユ テン二 サカダッ オッガ」
(おい貴様達 見てみろ あなに尻を 天に 逆立っているが)

腕押しと座敷相撲

ワイト ヲイト ウデオス、ヤツミロヤ
(君と僕と腕押し⦅腕相撲⦆をやってみろー)

こちらもまた、鹿児島俗話という別の組のようです。

宴会

コン二ヤ ミンナサー ナンヂヤイ ゴチソハ、ゴワン サン ドンカラ ドーカ、アガッタ モン
今夜皆様、何にも御馳走は、ありませんが、けれども、どうか召し上がって下さい)

 


方言絵はがき1 博多ことば繪葉書

2024年11月06日 11時25分01秒 | 絵はがき

テレビで地方でインタビュー、方言が理解できない場合、字幕として ○△※◇・・・などと表現されますね。

大崎周水堂発行の絵はがきです。

名島

「今日のお天気の好かこたアどうだすかいナ」 出始まる会話です。

西公園

「下の方から男の登って来ござるけん、あたしゃ恥ずかしかやあ」
「恥ずかしかばってん、どうするな、しょうのなかろうもん、

博多人形

「ちょっと、人形ば、見せちゃってんなさい」
「さあどうぞ、ゆっくり見てつかあさっせい」

箱崎の濱

「ばばシャン、金ちゃんなァ砂ば拾うて喰ひよるばィ

西中洲

「美ィちゃん、しっかり歩みなしゃれんか、電車のあとから来よろうが、しっかり歩まにゃあぶナカバイ」

東公園

「石段登るたア、きつかもんじゃろかィ」

龜山銅像

「清ちゃんも花ちゃんも、よう鎖バひつ捕まゑとらんと下の方さィ、こき落ちるバイ」

那珂川

馬吉「敬ちゃんヨイ」
敬太郎「なんナ」
「ここが那珂川ぢゃけん橋バ渡らんならんバイ」
「渡るたアよかばってん橋がせばかケンはきもんぬいで渡らにゃ川ン中へ打ち込むバイ」
「ウンならはきもんナア 手へ持って行かう」
「それがよか、ウンならそろそろ渡らう」
「アンタもそろそろ行かんと こけ込むバイ」



明治から昭和、にわか師という職業もあった。
半面のにわか面という「目かづら(目とカツラ)」かぶってシャレや風刺の掛け合いをする。

一人だと、一口にわか。  数人だと、掛け合いにわか。    大崎周水堂制作。

日蓮の餅屋

五階建の旅館

箱崎濱戀の競争

3枚だけしか入っていません。表面(宛名面)です。

こちらは袋だけですが、もっと古いものです。