昔の人は小物入れがお好き?
使用目的は不明だけど生家にあったもの。9月に義妹が終活の一つ、お義姉さん要ると聞いたのでもらってきた。
使用目的はご自身で勝手にどうぞ的な感じがします。
この箱は生家の土蔵で発見した高校生の時、祖父にもらった。
大正15年陰6月6日は曽祖父の文字。
中に刀の目貫が一個入っていた。先祖の物で黄色い部分は「金」と祖父は言った。
刀のツカに使われている目貫は2個一対だ。鞘の割れた脇差が束になっていたのを子供のころ見たから、外れたのだろう。
この小箱は、見かけによらず高価だった。
骨董祭で老主人が「刀の細工を生業にしていた職人が、仕事が無くなって、糊口をしのぐために作ったのやも知れん」と言った。
アメ色の方は針箱から祖母がくれた。釣り針の小さいのが数本入っていた。曽祖父のものらしい。
じんたんと彫ってあるけど曽祖父が彫ったのかしら?
10年ほど前、同型で少し大きめの白木の物を見つけた。
何に使うものなのでしょう。
小さい印籠です。
朝顔らしき三輪の花は螺鈿で他は金泥で描いてあり、中は砂子である。