漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ヤマピーの夜遊び

2020年08月18日 | テレビ 映画 演芸
私はテレビで、
今の若い俳優さんを見ても見分けがつかず、

我が同居人ドノから呆れられることしばしば。

そんな私でも、
「ヤマピー」と云う呼び名だけは知っている。

その有名な人気タレントが芸能活動を自粛と云うニュース。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~

ジャニーズ事務所は17日、
歌手で俳優、山下智久(35)に一定期間の芸能活動自粛、

KAT-TUNの亀梨和也(34)に厳重注意の処分を下したと発表した。

2人は未成年女性が同席した飲み会に参加し、
山下はその女性を“お持ち帰り”したと報じられていた。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~


この“ジケン”私から見れば、

若くてハンサムでカネがあれば、
そりゃあ、まぁ、女の子とも飲みに行くでしょうよ、と云うハナシ。

ただ、
こういう時期ですからね、チョッとマズかったかな。

週刊誌が狙ってるのは、
十分すぎるほどに分かっていたハズなのに・・・

あ、マズかったのは、そこじゃなくて、
コロナで騒いでる時期なんだから、というコトか。 (笑)

今売れてる人たちって、
だいたいはテレビで活躍してる方たちですよね。

テレビと云うのは不思議な媒体で、
その影響力の強さのワリには、

自分たちの財産でもある人気タレントを守ろうとしない。

むかしは、
映画俳優なら映画会社が、

舞台俳優なら興行主が、

財産である役者を守ったもんです、
役者のスキャンダル記事など出ないように手を回して。

処が、テレビの時代となって、
醜聞を起こしたタレントをテレビ局が守れなくなった。

なぜかと云えば、
金を出してるのがテレビ局じゃなくて、

番組を提供するスポンサーだからです。

スポンサーの最終目的は、
視聴者に楽しい番組を提供することではなくて、

自社の製品なりサービスなりを宣伝することです。

だから、スポンサーとしては、
顧客に好意を持ってもらう必要がある。

今度の事件で、
ヤマピーのドラマを見る人の一部でも嫌悪感を持つなら、

そんなタレントは使ってほしくない、

それは、経営側から見れば当然の判断です。

ただこの場合、

ドラマを見る人と、
金を出してライブを見に行くファンとは必ずしも同じではない。

つまり、
興行主でもあるジャニーズ事務所と、

番組提供をするスポンサーとの思惑は微妙にずれている。

この辺りの妥協が、
「当分の間の謹慎」と云う処分に現れているんでしょうな。

ナンにしても、
テレビを主戦場とするタレントさん達は、

テレビと云う媒体の持つ、
構造的な脆弱性をよく承知しておかねばならない。

離婚や不倫と云った日常的なモノでも、
注意深く処理しなきゃならんのですから、

ましてや、
コマーシャルなんぞに出ている身なら、

大金を貰った以上、
その責任として、

夜遊びなんかは、
「用心の上にも用心を重ねて」やるべき・・・なんでしょうな。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。