二十日ほど前かな、
「放送倫理・番組向上機構」と云う
NHKや民間放送で作ってる組織がこんな見解を出してました。
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罰ゲームやドッキリ企画など
「痛みを伴うことを笑いの対象とする」バラエティー番組について、
「青少年が模倣し、いじめに発展する危険性も考えられる」とする見解を公表した。
中学生や高校生のモニターから
「パワハラを楽しんでいるように見える」などの声が寄せられたことを受け審議していた。
見解は、近年の罰ゲームやドッキリの一部が
強いインパクトを求めて作り込みを精緻化させていると指摘。
実際には出演者間で了承されている場合でも、
小学生の視聴者には伝わらない可能性が高いとした。
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この種の番組は売れっ子の司会者や先輩芸人など、
テレビバラエティーの世界で「強者」と目される人たちが、
若手やさほど売れてない芸人など
「弱者」をいたぶったり からかったりし、
その映像を、
大勢がスタジオで見て喜ぶと云う形式がほとんど。
私がいつも思うのは、
このての番組を見て笑う人たちは罪悪感を感じないのだろうかと云う事。
ビートたけし、島田紳助、とんねるず石橋と云った大物たちが、
「うれしくてたまらん」と云う顔で笑っているのを見ると、嫌悪感を感じるのです。
もし自分の子供や家族が、
あのようにあざけられたとしたら痛みを感じるはずなのに・・・。
まぁ、世の中にはこの手の番組を喜ぶ人も多いから、
テレビ局も金もうけのためにやってるんでしょうけれど、
例えやるにしても、
多くの子供達が見る時間帯にはやって欲しくない、
「せめて十時以降にしろよテレビ局!」と、
今日、五月五日の子供の日にあたって、つくづく思ったのであります。