漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

深夜食堂

2009年11月22日 | テレビ 映画 演芸
昨夜はテレビっ子、

七時前から「刑事コロンボ」を見て、
さらには、
一昨夜録画しておいた「深夜食堂」を見る。

しばしの休養の後は、

夜九時から十一時まで、
「BSまるごと大全集 ちあきなおみ」に張り付く、

と、云う強行スケジュール。 (笑)

先週は、
「歌伝説 ちあきなおみの世界」を見ているのだから、我ながら好きですネェ。

コロンボや、ちあきなおみは、
いまさら云うまでもないので、「深夜食堂」のことでも。

原作は漫画だそうです、
と云っても、
最近では、漫画じゃない方が珍しいぐらいですから、ごく普通のことか。

舞台は、
新宿路地裏、深夜12時ごろから営業を始めると云う大衆食堂、

店主が一人居るだけのごく小さな店で、
メニューは「豚汁定食」とアルコール類だけとサッパリしたもの。

ただし、注文を聞いて、材料があり、作れる物だったら作るヨと云うスタンス。

その真夜中の食堂に訪れる人々の、
日常生活に起こるささやかな波風を、哀感を込めながら描く人情劇。

このドラマで、
一番いいのは、短いこと、(笑)

と、云うのも、
放送時間は29分ということですが、
CMやタイトル、テーマ曲を引くと、正味は20分ぐらい。

その短さ故もあってか、
しごく淡々としているのに、テンポが良く、だれる間が無い。

次に、演出がごく自然で
役者さんの演技に力みがないので、
人情ばなしにありがちな、ムリやわざとらしさが目立たない。

先週だったか、
流しの歌手役で、「あがた森魚」さんが出てたが、
ホントに町のオッちゃんみたいで、最後まで本職の歌手だと気が付かなかった。

タイトルバックを見てから、
「ああそうか、どうりで歌がうまい」と気付いたほど。

別に、人に勧める程ではないが、
見忘れると、
「チョッとだけ」損した気分になるようなドラマです。





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