漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

負けて大物

2017年09月03日 | テレビ 映画 演芸
将棋の藤井総太四段が、
プロになって初めて「連敗した」とネットのニュースになってました。(笑)

将棋のプロの場合、
勝率六割なら「驚異的!!」と云う世界ですからね、

「二連敗」や「三連敗」なんて、
「朝になったら、陽が昇った」ぐらい普通のことです。

こんなのがニュースになると云うのは、
記事をチョイスする人が、

「いかに将棋界のことを知らないか」という証明ですね。

では、将棋ファンにとっての大ニュースは、と云えば、
藤井四段初登場の

今朝10時から始まる、
「第67回 NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦・第5局」。

これがなんと、史上初の生中継。

いつもやってる将棋中継は、
あれは皆、録画ですからね、放送時点ですでに結果は分かっている。

それが今朝は、正真正銘の生中継。

しかもその相手が、
現役引退後は、「十八世名人」を名乗る資格を持つ 森内俊之九段。

正真正銘の強豪です。

さ~て、勝負の行方は如何に、
結果次第では、・・・、

「中学生棋士・藤井四段、初の三連敗」と云う記事が躍るかもしれません。(笑)

むかし、常勝だった大山名人がぼやいたことがあります。

「私が勝っても新聞は小さくしか載せないのに、
 たまに私が負けたら、大ニュースのようにデカデカと書く」と。

藤井四段も、
「負けた」と騒がれるようなら、もう立派な大棋士ですな。(笑)

さ~間もなくですな。






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