マユサクは消防車が大好きだ!
それは、とうちゃんが消防団員だからでもある。
なにしろ、消防行く!だの会社行く!だのとうちゃんと同じがいいみたい。
ある日のこと。
マユサクが朝から消防行くんだ!って張り切ってる。
自分の帽子の上にとうちゃんの消防の帽子をかぶり、紙袋にいろんなものを詰め込んだモノを両手にひとつずつ、そしてなぜかバットも持つ。
「じゃあ、しょーぼーいってくるで!」
「はーい。いってらっしゃ~い!」
「かあちゃんはきちゃだめだでな!としょかんでまっとってな。」
「え~、かあちゃん図書館に用事ないもん。」
「としょかんにいってきて!」
「行ってきて!ったって・・・。じゃあ信金に用事があるから信金で待ってるよ。
マユは消防にいってらっしゃ~い!」
ーーーー図書館へ行け~信金へ行く~を多分5,6回繰り返す。消防へ行く!とは言ったもののどこへ行ったらいいかわからないし、1人では心細いマユサクなのである。
(玄関のドアを)「あけてっ!」(両手が荷物でふさがってるから)
「はい、はい。」
「じゃあ、まゆさんしょーぼーにいってくるでな。かあちゃんはしんきんでまっとってな。」
「うん、わかった。いってらっしゃ~い。」
「しんきんってどこ?」
「え?わからんの?じゃあ、かあちゃんと一緒に行く?」
「うん。ん~と、そのまえに~。あ!わすれとった!おしっこわすれとった!」
オシッコを無事済ませて、かあちゃんと信金へ向かったのでした。
もちろん、荷物は置いてこさせました~。
それは、とうちゃんが消防団員だからでもある。
なにしろ、消防行く!だの会社行く!だのとうちゃんと同じがいいみたい。
ある日のこと。
マユサクが朝から消防行くんだ!って張り切ってる。
自分の帽子の上にとうちゃんの消防の帽子をかぶり、紙袋にいろんなものを詰め込んだモノを両手にひとつずつ、そしてなぜかバットも持つ。
「じゃあ、しょーぼーいってくるで!」
「はーい。いってらっしゃ~い!」
「かあちゃんはきちゃだめだでな!としょかんでまっとってな。」
「え~、かあちゃん図書館に用事ないもん。」
「としょかんにいってきて!」
「行ってきて!ったって・・・。じゃあ信金に用事があるから信金で待ってるよ。
マユは消防にいってらっしゃ~い!」
ーーーー図書館へ行け~信金へ行く~を多分5,6回繰り返す。消防へ行く!とは言ったもののどこへ行ったらいいかわからないし、1人では心細いマユサクなのである。
(玄関のドアを)「あけてっ!」(両手が荷物でふさがってるから)
「はい、はい。」
「じゃあ、まゆさんしょーぼーにいってくるでな。かあちゃんはしんきんでまっとってな。」
「うん、わかった。いってらっしゃ~い。」
「しんきんってどこ?」
「え?わからんの?じゃあ、かあちゃんと一緒に行く?」
「うん。ん~と、そのまえに~。あ!わすれとった!おしっこわすれとった!」
オシッコを無事済ませて、かあちゃんと信金へ向かったのでした。
もちろん、荷物は置いてこさせました~。