昭和24年7月15日 中央本線「三鷹駅構内」で側線に留置してあった無人電車が突然車止めを破壊し駅構外へ暴走し 交番所とか民家を破壊すると云う大事件であった この事件も連日新聞に大きく掲載され 毎日の新聞を興味深く読んでいたのを思い出す
小生が当時の新聞記事から所々思い出すと 事件が起こる寸前「複数台の車両のパンダグラフが上がり電車が動き出した瞬間先頭車から人影が飛び降りるのを目撃した」と云う記事が記憶に残っている 当時「日本国有鉄道」発足当時に「国鉄」三大事件が起こり 70年経った今も解決していないミステリーで迷宮入りと云うのは世相が世相だっただけに何か割切れない気がするのは小生だけなのか・・・
因みに事件を起こした車両「モハ63形」は人間運搬車の悪名高き形式で 後に横浜「桜木町」で大事故を起こし100余名が亡くなる事故を起こすのである これが昭和26年に起きた「桜木町事件」である
写真:小生保管 文責:小生 015-011