武蔵境散歩道

武蔵境とその周辺を散歩徒然

栄見山 観音院

2017-10-15 05:00:00 | 歴史
栄見山 観音院

 観音院は承応二年(1653)に開山の盛岳栄見大和和尚により開創された。

 境村は万治年間、徳川家の幕領地として松平直政(松江藩主1648~1652)が下屋敷を構え松江藩が統治していた。屋敷内には東側に杵築明神、稲荷明神が祀られ、西側には観音堂が建立されたとされる。これらが今日の観音院であり、神社は杵築大社である。

 墓地内には、武蔵野市内最古の石仏「阿弥陀如来像」(天和2年(1682)造立)が安置され、市の有形文化財に指定されている。この石仏は松平直政の命により、下屋敷跡地を開拓し出雲新田(境新田のちの境村)を開いた保谷三右衛門の追善供養のために造立された。

















来迎阿弥陀如来像








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