武蔵境散歩道

武蔵境とその周辺を散歩徒然

境浄水場専用線跡(本村公園)

2017-04-15 05:00:00 | 歴史
境浄水場専用線跡

 境浄水場専用線は、境浄水場築造に要する砂利・砂・セメント等の資材を運搬するために、大正10年(1921)に免許公布敷設された。砂利・砂は小作付近の多摩川で採取し、青梅鉄道及び中央線経由で武蔵境まで運ばれた。浄水場完成後は、濾過砂運搬用に使用されていたが、昭和46年(1971)12月廃止され軌道は撤去された。玉川上水の橋跡にそのまま斜めに「みどり橋」(人道橋)が架けられたが、現在は撤去されている。軌道敷跡は昭和48年(1973)9月からは、「本村公園」として利用されている。



昭和2年「今昔マップ on the web」



昭和16年「国土地理院」

中島飛行機武蔵製作所専用線跡

 中島飛行機武蔵製作所は、昭和13年(1938)から20年(1945)まで稼働し、軍用機のエンジンを生産していました。この工場への物資輸送のため、武蔵境駅から工場まで専用線が敷設された。この専用線は、境浄水場専用線の一部を使用して、今の本村第2公園の北の外れから分岐してグリーンパーク遊歩道部分につながり、ほぼ北に向かって西工場に入っていた。
 


昭和22年「国土地理院」



昭和36年「国土地理院」



平成21年「国土地理院」
国土地理院





中央線との分岐跡





境浄水場専用線 中島飛行機武蔵製作所専用線 分岐跡



中島飛行機武蔵製作所専用線方面跡



境浄水場専用線方面跡









玉川上水の橋台跡

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