武蔵境散歩道

武蔵境とその周辺を散歩徒然

武蔵境の歴史 

2016-01-01 05:00:00 | 歴史
境村

 境村の成立は、出雲松江の城主松平出羽守の御用屋敷の跡が開発された地区(境南町)、保谷村の農民たちが開発した地区(武蔵境駅北側)、檜原村の人里(ヘンボリ)から移住してきた人たちが開発した地区(武蔵境駅西側)からなる。
特に、人里からきた人々は、正徳年間(1711~1716)に玉川上水の拡張工事が実施された時に、人夫として出てきた人たちが開発したといわれる。
青梅街道の田無から深大寺ヘ行く大師道が境村を通っていたことが、境村の発展に関係があったようである。

武蔵野村の成立

明治22年(1889)4月1日、吉祥寺・西窪・関前・境の旧村四か村が合併して武蔵野村が誕生した。

甲武鉄道開通と境駅開設

明治22年(1889)4月11日、武蔵野村開村10日後、新宿~立川間に甲武鉄道(中央線)が開通し、境に停車場(武蔵境駅)が開設される。

大正8年(1919)7月1日 境駅から武蔵境駅に改称

※ 吉祥寺駅は明治32年(1899)開設
※ 三鷹駅は昭和5年(1930)開設

出典: 武蔵野郷土史展 ―解説と目録―
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