武蔵境散歩道

武蔵境とその周辺を散歩徒然

田無神社

2020-01-01 05:00:00 | 歴史
田無神社

由緒

御祭神
 大国主命(おおくにぬしのみこと)   主祭神 
 尉殿大権現(じょうどのだいごんげん) 金龍神
 須佐之男命(すさのおのみこと)
 猿田彦命(さるたひこのみこと)
 八街比古命(やちまたひこのみこと)
 八街比売命(やちまたひめのみこと)
 日本武尊命(やまとたけるのみこと)
 大鳥大神(おおとりのおおかみ)
 応神天皇(おうじんてんのう)

 田無神社は正応年間(鎌倉期、十三世紀)に谷戸の宮山に鎮座し、尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)と呼ばれていた。時代は下り、徳川家康が江戸幕府を開き青梅街道が出来ると、肥沃な谷戸に住んでいた人々は、南の青梅街道沿いに移住すると共に、宮山に鎮座する尉殿大権現を、元和八年(1622)に上保谷に分祀、正保三年(1646)に宮山から田無(現在の地)に分祀した。寛文十年(1670)には、宮山に残っていた尉殿大権現の本宮そのものを田無に遷座した。
 さらに、尉殿大権現は明治五年(1872)に熊野神社、八幡神社を合祀し、田無神社と社名を改めた。その際に、主祭神・大国主命と須佐之男命、猿田彦命、八街比古命、八街比売命、日本武尊命、大鳥大神、応神天皇をも祀り、現在に至ってる。







五龍神
 ご祭神の尉殿大権現は、すべての命の源である水とよろずの災いを祓う風を司る豊穣と除災の守護神で、その御姿は金龍神として顕現する。金龍神(本殿の中に合祀)は境内の東西南北にお祀りされている青龍神、白龍神、赤龍神、黒龍神の中心となり、五龍神として、その御神威を高め、あらゆる災難、悪しき方位の障りを祓い除ける。









撫龍
 龍と玉を撫でて昇運を授かる



御神木
 市の天然記念物に指定されている銀杏の大木



龍神池(ビオトープ)
 龍神池は、水神宮として「水神様」をお祀りすると共に、田無用水の風景を蘇えさせるために造られた。



津嶋神社
 須佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りしている社です。



大鵬土俵
 この土俵は昭和の大横綱であった故大鵬幸喜親方が平成五年に田無神社五穀豊穣祭を記念して開いた土俵である。また、平成十二年に還暦を迎えたことを機に、親方はこの土表を大鵬と命銘した。



社務所



境内案内図





コメント
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