りん日記

ラーとか本とか映画とか。最近はJ-ROCKも。北海道の夏フェスふたつ、参加を絶賛迷い中。

LIVE & TALK at FAbULOUS

2009-05-14 09:27:32 | ライブ・舞台・コンサート
連休中の5月2日、『阿部海太郎×植原亮輔と渡邉良重 LIVE & TALK at FAbULOUS』
というイベントに行ってきました。


阿部海太郎さん。音楽家。
花王ソフィーナボーテのCMの音楽を手がけたり、
蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズや映画『ホノカアボーイ』に楽曲を提供したりされてます。

植原亮輔さんと渡邉良重さん。アートディレクター・デザイナー。
パナソニックやNTTドコモ、麒麟麦酒等々の広告・販促を手がけるデザイン会社ドラフトに所属し、
その関連会社であるD-BROSの製品の企画・デザインをされてます。
(ちなみにドラフトは水野学さんがgdcを立ち上げる前に所属されてたところ。)
植原さんはこのほど、「THEATRE PRODUCTS」というファッションブランドのアートディレクションのお仕事で
第11回亀倉雄策賞というデザイン界の大きな賞を受賞されました。


ちびっちょが通う子どものためのアートスクール『まほうの絵ふで』。
絵ふでの校長は以前に札幌で美術系の予備校で教えてて、植原さんはその頃の教え子。
その縁で、今回札幌でこういうイベントが実現しました。


くわしいレポは絵ふでのサイトに上がってるのでそちらを見てくださいな(丸投げ)。


阿部海太郎さんの曲は絵ふでの教室でしょっちゅう流れているので
なんとなく耳にはしていて、そのときは「淡々と耳に心地いい音楽」という印象でした。
だからライブに行く前、もしかしたら寝ちゃうかも、と少し心配だった。

だけど寝なかった。
ちゃんと聞いたら、眠くなるような音楽ではありませんでした。

すごく映像的なの。
聞いていると、頭の中にいろんなイメージが次々と湧いて出てきて、寝るどこじゃない。
古いモノクロのヨーロッパの映画フィルムがカタカタ音を立てて回っているのを
見ているような感じ。

そして、思ってないときに思ってない音が来る。
コード進行、メロディライン、時々フッと外される。
でもそれが不快じゃない、逆に妙に気持ちいい。クセになる。
そんな音楽でした。


このお三人が、翌日はモエレ沼公園で子どものためのワークショップをしてくれたのです。
それはまた別の話


<参考>
 阿部海太郎さんのサイトはこちらですが、
 去年10月に東京のギャラリー册というところで催されたライブ&トークショーの様子が
 このページにアップされていて、そこを見るとどんな方かどんな音楽をされているかよくわかります。
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