原作:ニック・パーク
脚本:ニック・パーク、ボブ・ベイカー
監督:ニック・パーク
制作:アードマン・アニメーションズ
『ウォレスとグルミット』シリーズ、初めて見ました。
面白かった!!
ビジュアルの雰囲気から、子ども向けかつ「ほのぼのまったりいいお話」な
アニメだと思い込んでたんですよ、いままで。
ちゃんと見たこともないのに。
だけど今回の新作のタイトル、『ベーカリー街の悪夢』でしょ。
このパロディセンス、漂うひとをくったようなとぼけた感じ、
これはもしかして当たりかも?と思って見に行ってみたらビンゴ。
全然お子様向けなんぞではなく、
一見地味だけど細かいとこ見つけてくすくす笑うのが好きなオトナこそが
見て喜ぶ映画でした。
ものすごく細かいところまでこだわって作ってるんだよね~
クレイアニメなんだけど、質感の表現がすごい。
女の人が自転車に乗ってるシーン、着ているワンピースの裾がヒラヒラと風にはためくのね。
それがホントに軽いのよ。
粘土でできてるのは見てわかるんだけど、
でも本物の布のように軽くそよそよとはためいて見えるの。
冒頭のシーンでそれを見て、「すげぇぇぇぇ……!!」ってなりました。
そういうアートワークの素晴らしさに加えて、ウォレスとグルミットのキャラクターそして関係性がいい。
ウォレスが飼い主、一人暮らしの発明家、グルミットがその飼い犬なんですけどね
(あ、そんなこと知ってる?
いや、村野はどっちがどっちなのかすらあいまいだったんすよ…)、
ウォレスがもう、どうしょもないの。
ドジで、惚れっぽくて、おっちょこちょいで、うすぼんやりで、あわてん坊で、だまされやすい。
まさにトラブルメーカー、しかも本人にその自覚なし。
で、対するグルミットがもう、スーパーすごいの。
教養があって(愛読書はドッグストエフスキー)、
科学と工学にも精通していて(月ロケットを1日で作り上げる)、
注意深くて思慮深くて行動力があって勇気がある。
しかも寡黙。
(ウォレスは終始一人でぺちゃくちゃしゃべっているけど、グルミットはワンとも吠えない)
そのしょーもない性格ゆえにしょっちゅうトラブルに陥るウォレスを、
そのたびにグルミットがその素晴らしい才能で救い出す。
ウォレスはグルミットがいないと日常生活も満足に送れないのに、
全然それに気づくことなく、グルミットをかわいい飼い犬としてしか見てない。
それに文句を言うでもなく、寡黙に淡々とウォレスの面倒を見てやるグルミット。
最初はグルミットかわいいなーと思って見てたのに、
最後には「グルミット、なんて頼りがいがあるの……かっこいい……」ってなってました。
今回の新作は短編で、新作のあと、これまで公開された短編3作品も上映されます。
その中の2作目『ペンギンに気をつけろ!』が特にかっこいいんですよ、彼。
えーこんなとぼけたビジュアルなのに?と思うでしょうが、ウソじゃないから。
ゼッタイ惚れるから。
「頼りがいのある男」がきらいじゃない限り、「かっこいい…v」って思うから。
頼れるオトコ、グルミット。
だまされたと思って見てごらんなさい。
脚本:ニック・パーク、ボブ・ベイカー
監督:ニック・パーク
制作:アードマン・アニメーションズ
『ウォレスとグルミット』シリーズ、初めて見ました。
面白かった!!
ビジュアルの雰囲気から、子ども向けかつ「ほのぼのまったりいいお話」な
アニメだと思い込んでたんですよ、いままで。
ちゃんと見たこともないのに。
だけど今回の新作のタイトル、『ベーカリー街の悪夢』でしょ。
このパロディセンス、漂うひとをくったようなとぼけた感じ、
これはもしかして当たりかも?と思って見に行ってみたらビンゴ。
全然お子様向けなんぞではなく、
一見地味だけど細かいとこ見つけてくすくす笑うのが好きなオトナこそが
見て喜ぶ映画でした。
ものすごく細かいところまでこだわって作ってるんだよね~
クレイアニメなんだけど、質感の表現がすごい。
女の人が自転車に乗ってるシーン、着ているワンピースの裾がヒラヒラと風にはためくのね。
それがホントに軽いのよ。
粘土でできてるのは見てわかるんだけど、
でも本物の布のように軽くそよそよとはためいて見えるの。
冒頭のシーンでそれを見て、「すげぇぇぇぇ……!!」ってなりました。
そういうアートワークの素晴らしさに加えて、ウォレスとグルミットのキャラクターそして関係性がいい。
ウォレスが飼い主、一人暮らしの発明家、グルミットがその飼い犬なんですけどね
(あ、そんなこと知ってる?
いや、村野はどっちがどっちなのかすらあいまいだったんすよ…)、
ウォレスがもう、どうしょもないの。
ドジで、惚れっぽくて、おっちょこちょいで、うすぼんやりで、あわてん坊で、だまされやすい。
まさにトラブルメーカー、しかも本人にその自覚なし。
で、対するグルミットがもう、スーパーすごいの。
教養があって(愛読書はドッグストエフスキー)、
科学と工学にも精通していて(月ロケットを1日で作り上げる)、
注意深くて思慮深くて行動力があって勇気がある。
しかも寡黙。
(ウォレスは終始一人でぺちゃくちゃしゃべっているけど、グルミットはワンとも吠えない)
そのしょーもない性格ゆえにしょっちゅうトラブルに陥るウォレスを、
そのたびにグルミットがその素晴らしい才能で救い出す。
ウォレスはグルミットがいないと日常生活も満足に送れないのに、
全然それに気づくことなく、グルミットをかわいい飼い犬としてしか見てない。
それに文句を言うでもなく、寡黙に淡々とウォレスの面倒を見てやるグルミット。
最初はグルミットかわいいなーと思って見てたのに、
最後には「グルミット、なんて頼りがいがあるの……かっこいい……」ってなってました。
今回の新作は短編で、新作のあと、これまで公開された短編3作品も上映されます。
その中の2作目『ペンギンに気をつけろ!』が特にかっこいいんですよ、彼。
えーこんなとぼけたビジュアルなのに?と思うでしょうが、ウソじゃないから。
ゼッタイ惚れるから。
「頼りがいのある男」がきらいじゃない限り、「かっこいい…v」って思うから。
頼れるオトコ、グルミット。
だまされたと思って見てごらんなさい。
愛して病まないクレイアニメです。
グルミット格好いいよね~ ポスター持ってます…
『ペンギンに気をつけろ!』の
模型機関車にのってペンギン追いかける彼が素敵…
そして ときどき犬っぽいのがたまらんです…
いや犬なんだけど…
新作いいなあ 知らなかったよう
見たいよう!
どんだけ(笑)
お泊まり保育から帰宅して
おやつを食べたらすぐに「ママ これ観たい」と
「Potunen」DVDを出してくる息子の母…の方の
プー子さんでした。
ですよね?
グルミットかっこいいよね?
ああ嬉しい、わかってくれる人がいて(笑)
そうそうそう、あのクライマックスの汽車チェイス!
もー、あの手!かわいい!かっこいい!すげー!
って拍手喝采・大爆笑でした。
小さな映画館で客の入りはパラパラ、みんな静かに見てるので
騒ぐに騒げず、音を出さないように地団駄。
家で見てたらクッションを空中に放り投げて
スタオベしてたと思う。
新作ではますますウォレスのあほうに磨きがかかって、
その分グルミットの活躍が際立つ展開になってます(笑)
我が家でも昔から「ウォレスとグルミット」好きですよー
もともとクレイアニメがすき
クレイアニメってほとんどがヨーロッパで作られてて、そのセンスがとてもユーロ圏な感じで好きなの
りんさんが好きで、プー子さんも好きで
私もうれしい♪
桃戸家も好きかー、私も嬉しい♪
うんうんいいよね、クレイアニメ。
NHK教育でやってる「ナッチョとポム」も大好きです。
「人の手」感がストレートに伝わってくるのが心地いい。
ほぼエリンギ! でもやることなすことキュート☆
音楽もキャラも何気にオサレなんだよな~
学校でクレイアニメの課題が出たんだけど
ちまちまちまちま…
動かしては 撮り
動かしては 撮り
Macに取り込んでは 動かし
編集しては 動かし… ルーーープ!!!
絶望的に向いていない・・・!
せいぜい 1分程度の尺ですけどね…
アードマンのみなさんのことは
そういった基本的なところから尊敬しております。
あー「カペリート」もあったね~
私も好き。
ちょっとシュールで説明しない感じもよかった。
私も絵ふでのママ向け講座でクレイアニメやったことあるけど、
大変だったー。
Macにとりこんで編集するのはやってもらったので
動かすのと写真撮るのだけだったけど、たいへんだったー。
すぐもげるんだもん……
「ウォレスとグルミット」の一番最初の作品は
アードマン設立前で、
ニック・パークさんがすべて一人で作ったんだってね。
7年かかったって。
すごいよなぁ……