北のローカル劇団の雄がTEAM NACSならば、南のローカル劇団の雄はギンギラ太陽's。
……なの?かな?
その南の雄(断定)がついに北海道に上陸!
これは見にいかないわけにはいきません。
『翼をくださいっ!さらばYS-11』
作・演出・かぶりもの造形:大塚ムネト
出演:大塚ムネト、立石義江、杉山英美、上田裕子、中村卓二、ほか
演者は全員が飛行機かビルかロケットか作業車両のかぶり物をして登場。
人間の登場人物ゼロ。
というこの作品、成分の半分以上は「笑い」でできているのかな?と思っていたら、
予想外に真面目で、熱く、まっすぐな舞台でした。
ナックスの舞台に似てるわー。というか、ナックスリーダー森崎さんのつくる舞台に。
おバカをやって観客を笑わせる部分も確かにたくさん盛り込まれてるんだけど、
伝えたいこと、語りたいことをやる部分は、もうストレート。直球。ぐいぐい。全力。
すごいパワーでした。
……でね。
個人的な好みを言わせてもらうならね。
こんなふうに「おバカ部分」と「真面目に語る部分」がはっきり分離しているよりも、
全篇におバカがまぶされていて、笑って笑って、なのにいつのまにかジーンとも来ていて、
笑いすぎた涙なのか感動ゆえの涙なのか判然としない、
ああそうか、これを言いたくてあなたたちこんなに延々バカやってたのね…(涙)
みたいになる方が私は好きなんだなー。
大王作品やクドカン作品みたいなの。
メッセージをストレートに語られちゃうと、見てるこっちが照れちゃって、ひいちゃうんですよね……
そんな感じです。
わー、なんかすみません!
おバカ部分はすんごく楽しかったです!
ひねくれててすみません!(泣)
びっくりしたのは、お客さんがヒジョーにあったかかったこと。
え?ええ、私もお客の一人ですけれども!
でもそう思えたんだもん。
客席がね、半分弱しか埋まってなかったんですよ。
通路より後ろがまるっと全部空いてるのでびっくり仰天したもの。
だけど、冒頭からよく笑うし、泣くシーンではあちこちで盛大に鼻をすするし、
最後の拍手は満席のときと変わらないくらい大きかった。
九州の空港の話なので、ギャグは地元ネタばかりなの。
だから、「あ、知ってれば笑うところなんだろうな、ここ。でも知らないもんなー…」
ってとこがたくさんある。
でもちゃんとそれを拾ってみんな笑ってた。
やついくんの言う、「積極的に笑っていく」ってやつ。
幕が下りたあとの拍手もほんとに盛大だったよ。
半分弱しか埋まってないなんて信じられないくらい、大きい拍手だった。
そしてそんなに観客があったまったのは、やっぱりギンギラさんたちの力なんだろうな、と思う。
幕が開く前には、役者さんたちがみんなバスのかぶり物をして、
客席をあちこち歩き回って、一緒に写真を撮らせてくれたりしたの。
お客さんの中に妊婦さんがいるとわかると、客席中に散らばったバスたちを呼び集めて、
全員で取り囲んで「やーっ!」って安産祈願をしたり。
「観に来てくれてありがとう、今日は楽しんでってね!」という思いがとても伝わってきて、
ああ、こういうのはいいなぁ……とワクワクしたりジーンと来たりした。
私だけじゃなくみんながその思いを感じたから、今回みたいなあたたかい反応になったんだと思う。
終演後のカテコのときは、ステージの上と下で、お互い
「観に来てくれてありがとう」
「見せに来てくれてありがとう」
という気持ちが交差するのが目に見えるようで、会場全体がとても気持ちのよい空間になっていました。
いやぁ、劇場って、ほんっっとにいいものですね……
ではまた、金曜ロードショーでお会いしましょう。
水曜どうでしょうでももちろんかまいません。
撮って撮って!なバスくん
ジャグラーバスくん
座り込んで世間話に興じるバスくん
……なの?かな?
その南の雄(断定)がついに北海道に上陸!
これは見にいかないわけにはいきません。
『翼をくださいっ!さらばYS-11』
作・演出・かぶりもの造形:大塚ムネト
出演:大塚ムネト、立石義江、杉山英美、上田裕子、中村卓二、ほか
演者は全員が飛行機かビルかロケットか作業車両のかぶり物をして登場。
人間の登場人物ゼロ。
というこの作品、成分の半分以上は「笑い」でできているのかな?と思っていたら、
予想外に真面目で、熱く、まっすぐな舞台でした。
ナックスの舞台に似てるわー。というか、ナックスリーダー森崎さんのつくる舞台に。
おバカをやって観客を笑わせる部分も確かにたくさん盛り込まれてるんだけど、
伝えたいこと、語りたいことをやる部分は、もうストレート。直球。ぐいぐい。全力。
すごいパワーでした。
……でね。
個人的な好みを言わせてもらうならね。
こんなふうに「おバカ部分」と「真面目に語る部分」がはっきり分離しているよりも、
全篇におバカがまぶされていて、笑って笑って、なのにいつのまにかジーンとも来ていて、
笑いすぎた涙なのか感動ゆえの涙なのか判然としない、
ああそうか、これを言いたくてあなたたちこんなに延々バカやってたのね…(涙)
みたいになる方が私は好きなんだなー。
大王作品やクドカン作品みたいなの。
メッセージをストレートに語られちゃうと、見てるこっちが照れちゃって、ひいちゃうんですよね……
そんな感じです。
わー、なんかすみません!
おバカ部分はすんごく楽しかったです!
ひねくれててすみません!(泣)
びっくりしたのは、お客さんがヒジョーにあったかかったこと。
え?ええ、私もお客の一人ですけれども!
でもそう思えたんだもん。
客席がね、半分弱しか埋まってなかったんですよ。
通路より後ろがまるっと全部空いてるのでびっくり仰天したもの。
だけど、冒頭からよく笑うし、泣くシーンではあちこちで盛大に鼻をすするし、
最後の拍手は満席のときと変わらないくらい大きかった。
九州の空港の話なので、ギャグは地元ネタばかりなの。
だから、「あ、知ってれば笑うところなんだろうな、ここ。でも知らないもんなー…」
ってとこがたくさんある。
でもちゃんとそれを拾ってみんな笑ってた。
やついくんの言う、「積極的に笑っていく」ってやつ。
幕が下りたあとの拍手もほんとに盛大だったよ。
半分弱しか埋まってないなんて信じられないくらい、大きい拍手だった。
そしてそんなに観客があったまったのは、やっぱりギンギラさんたちの力なんだろうな、と思う。
幕が開く前には、役者さんたちがみんなバスのかぶり物をして、
客席をあちこち歩き回って、一緒に写真を撮らせてくれたりしたの。
お客さんの中に妊婦さんがいるとわかると、客席中に散らばったバスたちを呼び集めて、
全員で取り囲んで「やーっ!」って安産祈願をしたり。
「観に来てくれてありがとう、今日は楽しんでってね!」という思いがとても伝わってきて、
ああ、こういうのはいいなぁ……とワクワクしたりジーンと来たりした。
私だけじゃなくみんながその思いを感じたから、今回みたいなあたたかい反応になったんだと思う。
終演後のカテコのときは、ステージの上と下で、お互い
「観に来てくれてありがとう」
「見せに来てくれてありがとう」
という気持ちが交差するのが目に見えるようで、会場全体がとても気持ちのよい空間になっていました。
いやぁ、劇場って、ほんっっとにいいものですね……
ではまた、金曜ロードショーでお会いしましょう。
水曜どうでしょうでももちろんかまいません。
撮って撮って!なバスくん
ジャグラーバスくん
座り込んで世間話に興じるバスくん
そーですかそーですか。
YS11は、福岡の空港の話で、地名とかはよくわからなかったでしょ?
でも人気のある演目の一つなんですよ。
南の雄(といって差し支えあるまい!)ギンギラ太陽'sは
私もテレビでしか見たことがないのですが、
私も実はちょっと引きました。
暑い・・・暑苦しい部分があるでしょ?
宝塚か?みたいな熱気が(笑)
でもねー、りんさんの言うようにあったかさがあるんだよね、芝居に。
それがお客さんに伝染して、
お客さんもあったかい気持ちになって
お客さんも舞台を盛り上げるようになるんじゃないかしら。
と勝手に思ってます。
かぶりもの劇団と言われて、最初は相当イロモノとして扱われていたみたいだけど
ここまで人気が出たのは、取り上げている内容のよさ、脚本のよさでしょうね。
福岡ではしょっちゅう公演してるので、
早く見てみなくちゃです!!
(福岡では地元ネタですので
そりゃもうさらに盛り上がるんですぜ!!
楽しいですぜ!)
こうも沢山感想を書いてくださってると、劇団とはなんの関係もないのですが、なんか嬉しくなってしまします。
私も地元でありながら未見なので、いつかは!と思っています。
そーなのです、海を二つも超えてはるばるやってきてくれたのです。
うん、ひく…
ひくけれども、それは作品が悪いのではなく
私の性格が悪いんですよねごめんなさい…ってなる舞台でした。
大塚ムネトさんて、きっとものすごくいい人なんだろうなー
カテコのトークのときのいい人オーラすごかったもん。
うん、地元だったら相当楽しいと思う!
行っちゃって行っちゃって!
盛り上がっちゃって!
演目によってはお嬢さんたちと行くのも楽しそうよ~
~よーこさん
>なんか嬉しくなってしまします。
そ、そうですか?
私はなんか、こんな感想でごめんなさいな気分なんデスヨ…
はい、よーこさんも行っちゃって行っちゃって!
盛り上がっちゃって盛り上がっちゃって!
いぇいいぇーい!