街で、ドルトンがワポルと対峙している時、山ではルフィ達とラパーンの攻防が続いていた。
追うのをやめたラパーン達は、山の上手でいっせいに、飛びはね、暴れだした。「やばい・・・」とサンジが気付いた時には、山全体の雪が大雪崩となって、山の斜面を凄い勢いで呑み込んでいた。
ビッグボーンに居た人々も、この巨大大雪崩を見て愕然とした。
ラパーンの起した大雪崩に、ルフィ達は倒れた木に乗っ . . . 本文を読む
「ビックホーン」の街がワポルによって大変なことになっている!!!ドルトンは、その一報に弾かれたように「ココアウィザード」の町を飛び出していた。ドルトンは、恐れていたこの日がきたならば、自分のすべき事が何かをずっと考えていた。
(決着をつけてやる!!!!正義など掲げるつもりはない・・!!!貴様と私は同罪なのだから!!!待ってろワポル。)
怒りに燃え、先を急ぐドルトンは、その姿を巨大な牛に . . . 本文を読む
ドラム島を見つけたワポル達は、”わが王国”への帰還を果たした。
船を降りたワポルは、「ホワイトウォーキー、通称毛かばのロブソン」に乗って、懐かしのわが城に帰還しようとしていた。
ムスッとして動こうとしないロブソンに、ワポルは優しく声をかけた。「貴様、まだおれがお前の兄弟を殺したことを根に持っているのか!くよくよすんな、いいことあるさ!!」
ロブソンは、ぷぷっと楽しそうに笑って歩き出した。 . . . 本文を読む
ワポルの事を知っているというウソップとビビの話に、ドルトンは驚いた。
ワポル達が海賊となって、「ドラム島」に帰ろうとして近くの海を彷徨っていること、そして、ビビがポロリと言った「私、子供の頃に父に連れられて行った『王達の会議』で、一度彼と会っているもの」とのセリフにも驚いた。
ドルトンは、ビビの顔をどこかで見たことがある気がしていた。
ビビが、国が滅んだのに国王が健在で、海賊になって . . . 本文を読む
上陸を許可されたふ麦わらの一味”は、寒さに弱いカルーと、足を怪我しているゾロを船の留守番において、雪の島に上陸した。
ルフィ達を案内してくれた上、自宅のベッドをナミに貸してくれた「ドラム島 民間護衛団長のドルトンさん」は、この島の医者は”魔女”が1人居るだけであること、国に名前はまだ無いことを教えてくれた。
ドルトンさん住む雪の降る村「ビッグホーン」には、大勢の人とかわった動物がた . . . 本文を読む
「ブリキのワポル」に壊された船の修理をしながら、グランドラインの気候にしては、安定して冬の気候が続くことに皆は気付いていた。
これについて、グランドラインで生まれ育ったビビが説明する。
グランドラインの島々は、その島の持つ気候によって「夏島」「春島」「秋島」「冬島」に分類される。さらに各島には、それぞれ「四季」があるため、グランドラインでは「夏島」の夏から、「冬島」の冬までの16段階の . . . 本文を読む
医者を探して南に向ったメリー号は、ふりしきる雪の中、海の上に静かに立つ男を見つけた。
ルフィとウソップ、ゾロの3人が、何のまぼろしを見ているか事態を呑み込めないでいると、突然その男の足元から巨大な鉄製の丸いスイカのよう物がメリー号の前に浮上してきた。
驚いていると、それは形を変えて、かばのエンブレムが付いた海賊船へ変化した。
「まははははは!!驚いたか!!大型潜水奇襲帆船『ブ . . . 本文を読む
「アラバスタ王国」へ向かう航海の途中で、ナミが40度の高熱を出して寝込んだ。
ビビの知る”グランドライン”の異常気象による発病は、突然死もありえるらしい。
だが、この船で医学を知るものは、ナミ一人。そのナミが倒れては治療もできければ、船をアラバスタへ導くこともできない。
しかも、ルフィもウソップもサンジも、おそらくゾロも今まで一度も病気にかかったことがなく、ただバタバタとうろたえるだけ . . . 本文を読む
「リトル・ガーデン」を出ようとするゴーイングメリー号の前に立ちはだかったのは、海王類の一種と思われる巨大金魚だった。その大きさは、まるで島。そいつが大きな口を開けて、船を呑み込もうとしているのだ。
ナミは舵を切るよう指示するが男達は誰も動こうとはせず、ウソップは、恐怖に震える体に言い聞かせながら、船長ルフィに確認した。 「だ、だめだ、まっすぐ進む!!!そうだろ、ルフィ?」
ルフィ . . . 本文を読む
バロックワークスを倒し、全てが終わった後に残されたは友の遺体だけであった。
巨人のブロギーは大泣きした。その声の巨大さは小さなルフィ達の耳をつんざき、涙の量は滝の如しであった。
次の瞬間、その場にいた者全員の目玉が飛び出す程の驚いた。死んだはずのドリーが、むっくりと起き上がってきたのである。
100年続いた巨人同士の戦いに、さすがのエルパフの武器もつきあいきれず、刃先がボロボロに欠 . . . 本文を読む