先週末の土曜日に「キム氏漂流記(彼とわたしの漂流日記)」を見てきました。
自殺を図って漢江に身投げするも、無人島のパム島に漂着してしまい、死にきれず生活をはじめてしまうチョン・ジェヨンと、ネットと月の写真を撮ることが日常の引きこもりチョン・リョウォンの物語です。
物語はほぼ2人だけで進行していきますが、多少間延びしているところもありましたが、全編に渡って、監督の繊細な作りが感じられるものとなっています。
好き嫌いは別れるかもしれませんが、自分は好きです。
チョン・ジェヨンは言うまでも無くいい演技をしていましたが、それ以上に、キム・サムスン以降ヒット作に恵まれなかったチョン・リョウォンの演技がとてもよかったです。
もともと暗い性格だろうなぁとは思っていましたが、まさにはまり役。
この演技を見たら、次もなにかしらのオファーがくるのではないかと思うほどでした。
それから、映画の題名についてですが、原題は「キム氏漂流記」。
これに物語のエッセンスが詰まっていると思います。
エンドクレジットで、役名ではなく、ナムジャキム チョン・ジェヨン、ヨジャキム チョン・リョウォンとなっていたのを見て、あ~なるほどと納得したのでした。
なお、☆の評価はかなり難しいのですが、今でも印象に残っているということで、
星☆☆☆☆です。(8月1日追記)
ぜひ見て感想をコメントください。
(リョウォンがいい)
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