男・韓流(パガチモリ)

韓国音楽・映画・ドラマを愛する
男のブログ

「殺人の告白」

2015年03月22日 | 韓国映画

チョン・ジェヨン、パク・シフ主演の「殺人の告白」。

 

(注:ネタバレあり)

 

連続殺人犯(パク・シフ)が時効後に自分が殺人犯であることを告白し、事件をずっと追っているチェ刑事(チョン・ジェヨン)と対峙するという興味をそそる内容。

 

題材としてはとても良かったはずなのですが、真犯人が別にいるのでは?となってからの展開が微妙。

 

最後までパク・シフが犯人ってことでストーリーを作れなかったものか。

 

そうすれば、恋人の事件でまだ時効をむかえていなかったことが犯人逮捕の理由としても生きてくるし、主演2人の対決がもっと見られたのではないかと消化不良。

 

久々の映画でしたが、星☆☆☆。

 

ただ、パク・シフは悪役が似合う。

 


「アジョシ」

2012年02月04日 | 韓国映画

DVDが発売されたので早速見ました「アジョシ」。

とにかくウォンビンがかっこいい。

演技が本当にうまくなったと感じられる作品です。

内容もアクションノワールとしては、ビョンホンの「甘い人生」より良い出来栄え。

  

元、軍の特殊工作員だったテシク(ウォンビン)が妻と子を殺された後、ひっそりと暮らしているところに、遊びにくるソミ(キム・セロン)。

母親が麻薬を横取りしたことから、マンソク兄弟に拉致され、麻薬取引と臓器売買に利用されるところを、テシクが救いだすというストーリー。

   

アクションをほぼ自分でこなしたというウォンビンの凄み。 

軍務を足の怪我のため、途中で退役せざるを得なかったウォンビンの心残りをすべてぶつけた感じ。

そして、悪役のマンソク兄弟と殺し屋役のキャラクターが際立っていて、さらに物語を面白くしているところも見どころ。

最後の格闘シーンは、3回連続で見てしまいました。

   

韓国好き嫌いにはかかわらず見てほしい作品。

「? ?? ???」。 言葉少ないテシクが語るこの作品の重要な言葉。

これを聞くだけでも、見る価値あり。

  

ほめすぎ感はあるものの、最近の映画の中では超ヒット。

ということで、星☆☆☆☆☆です。

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「7級公務員」

2011年11月14日 | 韓国映画

ずっと見たかった「7級公務員」を見ました。

近くにGEOのレンタルボックスができて、しかも今回はただ。

映画は最初のシーンからキム・ハヌルさんのアクションシーンで、相当頑張ったなという印象。

全体的な感想は単純に「面白かった」。

カン・ジファンもよかったし、わき役も演技が良くて、楽しめました。

韓国で人気が出たのも分かります。

なんとなくですが、パート2とかあっても良さそうな出来ばえです。

けっこうお勧めですよ。

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「アジョシ 9月日本公開」

2011年08月14日 | 韓国映画

すごく見たかった「アジョシ」が9月に丸の内東映等で公開になります。

ウォンビンは俳優の中で一番好きで、散髪のときに、アジョシの時の短髪ウォンビンの写真を見せて、こうしてくださいと言ったくらい。

(しかし、髪質が違うので無理ですと言われてしまいましたが

それで、8月末に新宿のバルト9で舞台挨拶があるというので、申し込んでみました。

つれも見たいと言ってくれているので、当たればいいなと思っています。

「当たれー!!!

当たらなくても普通に見に行きますけどね。

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「国家代表」

2011年04月03日 | 韓国映画

ずっと見たかった「国家代表」を見ました。

冬季オリンピック誘致のため、急きょ作られたスキージャンプ代表メンバーで長野オリンピックを目指す物語です。

 

メンバーには、母親探しのため韓国へやってきたボブ(ハ・ジョンウ)、薬をやったせいでスキーができなくなってしまったしがないウェイターのホンチョル(キム・ドンウク)、祖母と弟の面倒を一人でみているチルグ(キム・ジソク)、厳しい父親にいいなりのジェボク(チェ・ジェファン)の4人。

皆問題を抱えながらも、それぞれの目指すもののため、ワールドカップそしてオリンピックを目指ざして、劣悪な環境の下、練習を積んでいきます。

そして、最初にむかえたワールドカップでは、アメリカ代表ともめてしまったため、出場停止に。

これで、オリンピックへの道は閉ざされたかと思いきや...。

 

といった内容ですが、韓国で860万人が見ただけあって面白いです。

もともとスキージャンプも見るのが好きだったのもあり、2時間半弱の長い映画でありながら、

最後までどきどきしながらみることができました。

ジャンプシーンもCGを駆使し、臨場感とスピード感のある映像で、まったく違和感がありませんでした。

また、スポーツものでありながら、家族のつながりも描かれたいい映画だったと思います。

 

久しぶりの韓国映画ということもあり星は☆☆☆☆です。

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「パパは女の人が好き」

2010年08月31日 | 韓国映画

ナヨンさん主演の最新作「パパは女の人が好き」。

韓流シネマフェスティバル2010で、約2週間一日一回の上映でした。

張り切って4時間前に座席を確定し、お昼を大久保で食べて、韓流ショップをひととおりみてから、5分前に会場に入りました。

人気がないのは分かってましたが、劇場の10分の1程度しか埋まっていません。

さすがのナヨンさんでも、男装物はきついし、チュノで活躍しているキム・ジソクファンでもいればと思ってましたが、まったくいなかったようです。

(ネタばれ注意)

物語は、初めにジヒョン(イ・ナヨン)とジュンソ(キム・ジソク)との恋の駆け引きがあり、その後、学生時代まで男として生活していたジヒョンが同級生と成り行きでできてしまった子(ユビン)が、本当の父親に会いたいと、今は女性として生活しているジヒョンのもとにやってくるところから物語が動き出します。

DNA鑑定までうけて本当の父親なのかをしらべるジヒョンでしたが、カメラのシャッターの音を聞き分けるユビンを見て、自分の息子だと確信するのでした。

それからは、2人で思いでを作ろうと写真を撮りに行きますが、ユビンの母親と新しいお父さんが、誘拐されたのではないかと、警察に相談し、話が大きくなっています

ユビンが突然盲腸になったため病院が判明し、ユビンの本当の父母が再会します。

また、ジヒョンがユビンの父親であることを知ったジュンソは、衝撃を受けますが、ジヒョンの友人(イピョンガンに出演していた彼)が大切なのは中身だと説得し、男性であるジヒョンを受けとめようとします

全体的に悪い人が一人も出ていない、ハートフルなコメディ映画でした。

笑えるところも多く、3回くらい泣きどころがありました。

ナヨンさん主演で、やっぱり綺麗。 キム・ジソクもいいということで、今回は満足の

星☆☆☆☆☆です。(一般的には☆☆☆くらいかも) 。

でも良いんです。 ファンなんだから

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「キム氏漂流記」

2010年07月06日 | 韓国映画

先週末の土曜日に「キム氏漂流記(彼とわたしの漂流日記)」を見てきました。

自殺を図って漢江に身投げするも、無人島のパム島に漂着してしまい、死にきれず生活をはじめてしまうチョン・ジェヨンと、ネットと月の写真を撮ることが日常の引きこもりチョン・リョウォンの物語です。

物語はほぼ2人だけで進行していきますが、多少間延びしているところもありましたが、全編に渡って、監督の繊細な作りが感じられるものとなっています。

好き嫌いは別れるかもしれませんが、自分は好きです。

チョン・ジェヨンは言うまでも無くいい演技をしていましたが、それ以上に、キム・サムスン以降ヒット作に恵まれなかったチョン・リョウォンの演技がとてもよかったです。

もともと暗い性格だろうなぁとは思っていましたが、まさにはまり役。

この演技を見たら、次もなにかしらのオファーがくるのではないかと思うほどでした。

 

それから、映画の題名についてですが、原題は「キム氏漂流記」。

これに物語のエッセンスが詰まっていると思います。

エンドクレジットで、役名ではなく、ナムジャキム チョン・ジェヨン、ヨジャキム チョン・リョウォンとなっていたのを見て、あ~なるほどと納得したのでした。

 

なお、☆の評価はかなり難しいのですが、今でも印象に残っているということで、

星☆☆☆☆です。(8月1日追記) 

ぜひ見て感想をコメントください。

(リョウォンがいい

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「マイキャプテン キム・デチュル」

2010年03月14日 | 韓国映画

3月に入って、見たい映画が何本かリリースされたので、週末に見ようとかりてみました。

今回は「マイキャプテン キム・デチュル」についてです。

(ネタばれ注意)

盗掘士キム・デチュル(チョン・ジェヨン)と、たまたま盗掘現場に居合わせたジミン、それを盗んでしまったビョンオの物語です。

ほのぼのコメディーかと思いきや、後半は結構シリアスな展開が待っています。

2時間20分という長い映画でありながら、さすがにチョン・ジェヨンの演技はそつがなく、ひきつけられるものがありましたし、ジミン役の子役の子も役柄に合っていて良かったと思います。

また、最近人気のチャン・ソヒもうまい演技をしていました。

しかし、どうなんでしょうね。 どうせなら、ハッピーエンドにしてもらいたかったのもありますし、チョン・ジェヨンファンではなかったら、少し退屈な映画だったかもしれません。

トンマッコルや正しく生きように比べると、見劣りをしてしまうので、評価は厳しいながら、星☆☆にします。

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「今このままがいい」

2010年02月21日 | 韓国映画

それで、映画の方ですが、

(ネタばれ注意)

今では疎遠になっている、異父姉妹が母の死をきっかけに、久しぶりに再会するところから始まります。

妹のミョンウン(シン・ミナ)は、自分が生まれる前に消息を絶った父親を探したいと、ミョンウンの父親の顔を知っている姉ミョンジュ(コン・ヒョジン)に協力してくれるよう頼みます。

そして、姉妹の幼いころのエピソードを盛り込みながら、父親探しの旅が進んでいきます。

物語の進行と共に、次第に語られる過去の父の話。 

最後には、いままで隠されていた秘密にミョンウンは気付くのでした。

 

といったところですが、女性の監督だけあってとても繊細な作りになっています。

物語もほぼ2人だけで進行してく割には、1時間半飽きずに観ることができました。

演技派コン・ヒョジンさんは言うまでもなく、シン・ミナさんも神経質な役どころをうまくこなしていたと思います。

ラストも、今までにない秘密だったので、新鮮でした。

ただ、映画としての評価は、まずまず。 なので、星☆☆☆.5くらいにしておきます。

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