「大切なものでも一度失ってしまえば、いつしか忘却の彼方へ消えてしまう。」
「しかし突然戻ってきて、広大な海を覆う津波のように僕たちの生活を揺さぶる。」
これがセリフにある「M」そのものだと感じる。
イ・ミョンセ監督は、相変わらず映像にこだわっていて、見る者を釘つけにする力はあると思うが、一般受けするかというとそうは思わない。
カン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジンともに好きな俳優なので良かったが、そうでなければつらい映画だろう。
自分も物語の4分の3くらいまでは我慢が続いたが、残り4分の1でグッと引き寄せられた感がある。
初恋が突然蘇る。 それだけの物語であるが、嫌いではない。
評価は難しいが、お勧め度は星☆☆。
ただし、記憶に残る映画として、個人的には星☆☆☆☆あげたい。
出典 「M」 キャプチャー
![Yeoni40 Yeoni40](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/b8/e6504c5796b97661b20d113dce1c9df8.jpg)