男・韓流(パガチモリ)

韓国音楽・映画・ドラマを愛する
男のブログ

「M」

2009年09月19日 | 韓国映画

「大切なものでも一度失ってしまえば、いつしか忘却の彼方へ消えてしまう。」

「しかし突然戻ってきて、広大な海を覆う津波のように僕たちの生活を揺さぶる。」

これがセリフにある「M」そのものだと感じる。

 

イ・ミョンセ監督は、相変わらず映像にこだわっていて、見る者を釘つけにする力はあると思うが、一般受けするかというとそうは思わない。

カン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジンともに好きな俳優なので良かったが、そうでなければつらい映画だろう。

自分も物語の4分の3くらいまでは我慢が続いたが、残り4分の1でグッと引き寄せられた感がある。

 

初恋が突然蘇る。 それだけの物語であるが、嫌いではない。

評価は難しいが、お勧め度は星☆☆。

ただし、記憶に残る映画として、個人的には星☆☆☆☆あげたい。

出典 「M」 キャプチャー

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「正しく生きよう」

2009年09月19日 | 韓国映画

演技実力派チョン・ジェヨンと人気脚本家チャン・ジンがタッグを組んだ「正しく生きよう」。

日本の原作「遊びの時間は終わらない」のリメイク映画です。

  

交通課のドマン(チョン・ジェヨン)は、新しく赴任した署長に交通違反切符を切るほどの融通のきかない真面目な警官。

知事の収賄を暴こうとして、捜査課から左遷させられた経歴の持ち主です。

サンポ市で増加する銀行強盗に対応するため、筋書きのない訓練を考え付いた署長は、強盗役にドマンを指名します。

そして、ドマンは事前にあらゆる情報を入手し、完璧に強盗役をこなしていきます。

警官を射殺し(マネごと)、人質を取って銀行に籠城したドマン。

ドマンの行動に収集のつかなくなった警察本部は、特殊部隊まで導入し対応しますが、それを面白おかしく報道するマスコミも手伝い、さらに混乱していきます。

さて、警察はどうするのか、ドマンは最後にどうなるのか?

  

といったところが、この映画の主な流れですが、大まかな筋書き、細かなエピソードは日本版と同じでしたが、大きくことなるところがひとつ。

日本版は題名のとおり、遊びの時間は終わらないのですが、韓国版は完全なハッピーエンドです。

細かくは、日本版で主役だった、モッくんの方がよりストイックで、強盗役時と警官に戻る時の差が激しく、役への入り込み具合が面白かったです。

マスコミの物語への関わり具合も日本の方がえげつなく、ブラックコメディー要素が強い気もします。

チョン・ジェヨンもチャン・ジンも好きですし、物語も面白かったので、良い点を付けたいのですが、映画は日本版の方が自分の好みに近かったので、星☆☆☆(5点満点)とします。

出典 Yahoo korea 画像検索

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