
松見歯科の看板娘がこんなに大きくなったので、今日は、スタッフ今川の子どもが使ってきたベビーベッドを片付けました。

一年近く使ってくれました。
本当に愛らしくて、アイドルです。
ポーズもちゃんととってくれます。
原材料はママのおっぱいと玄米ごはんで出来ています。
最近、いろいろな野菜も食べています。
子育ては、できるだけ親のもとでしたいという思いと、
今川のように優秀な歯科衛生士がしっかりと社会での活動を通して
どなたかのお役に立って活躍してほしい、活躍したいという両極の思いを実現するには、
診療室が、託児所でなければ両立できません。
そこで、松見歯科では、子育て用のベッドやサークル、おもちゃ、授乳室、などなどを準備して
一年前に、スタッフ、患者さまみんなでの子育てが始まったのです。
子育てはママだけの仕事じゃないですものね。
今川は、松見歯科に来て10年を超えるベテランスタッフで、歯周病学会認定の歯科衛生士です。
県下ではNO.1(全国でもかなりイケてる)の歯科衛生士です。
手塩にかけて育ててきました。
私たちは、自然分娩、母乳育児、おむつなし育児などを推奨してきましたので、
スタッフが結婚をし、自然と妊娠、出産となる過程でも同じことをさせてやりたい。
でも、子育てだけに専念するにはあまりにももったいないキャリアとスキルを持っていれば
当然早く復帰してほしいと、我々だけでなく患者さまも首を長くして待っていてくれています。
もちろん、本人も、子育てはしっかり自分の手でしたいけれど、仕事への情熱が冷めたわけではなく、早く職場に復帰したいと考えていて、全国でも珍しいと思うのですが、「子連れ出勤」となったわけです。
授乳などは、子ども時間で流れますので、患者さまの理解も必要です。
でも、担当制で患者さまを診てきましたので、今川でなければいけないとおっしゃってくださる患者さまばかり。みんなが「いいよ、待ってるからおっぱい上げてきて」って笑顔でおっしゃってくださいました。それどころか、子どもの笑顔を見ていると「癒される~」ておっしゃってくださいます。
お陰さまで、本当に恵まれた環境を作ることができて、職場で子育て真っ最中です。
このベッドも卒業して、どんどん大きくなってくれています。
次使う赤ちゃんは、どんな赤ちゃんか楽しみ~。
そんなことを思いながらの片づけでした。
今日は、受付の会田の娘ちゃんも学校が終わってからバスで松見歯科に「ただいま~」って帰ってきました。月に何度か、こうやって顔を見せてくれます。
丁度、庭の「しゃしゃぶ」の実が赤く色づいて、甘くなっていましたので
診療に来ていた子どもたちと、脚立に上がって収穫しました。
子どもたちも年相応におねえちゃん、おにいちゃん、いもうとやおとうととして、リードしたり甘えたり。
子どもの社会は本当にうまくできています。大人も見習わなくっちゃですね。

ちゃんとおすそわけもくれました。
こうやって、子どもたちを地域で育てていくことができる社会を作って行きたいとあらためて思いました。
今、この日本で、外で遊ぶこともできない子どもたちがいることを
本当に悲しく思います。
大人の役目をちゃんと果たせない人間が多くなりすぎました。
秩序のない世の中を変えるのは、本当に今なのだと思います。
皆さんは、そう思いませんか?
