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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

こぎれいな…

2007年08月24日 15時36分23秒 | スタッフのブログ
今朝、スタッフルームについた瞬間、

『どしたん今日、こぎれいなかっこしとるでないんな
(標準語で言うと、どうしたの?今日は、張り切った格好をしているじゃない?という感じです)

同僚の旧姓Wさんからの一言です


いつもはラフな格好が多いのですが…
今日、『こぎれいなかっこ』をしたのには理由があります


著書も多数出版されており、全国的に有名な歯科衛生士の
山岸貴美恵先生…大先生…とにかくすごい先生が、香川にいらっしゃるからです

初めてお電話をさせていただいた時、まず、かけるのにも、緊張のあまり、時間を要してしまいました
手が震え、胃が痛くなりながら、話の内容を考え、要点をメモに書き…
電話の前で、番号を押す時から、話し終わるまで、ずっと背筋は伸びっぱなしでした

電話が終わった瞬間に、受付の川田さんに
『緊張しすぎて、言葉遣いや内容が合っているのかが分かりませんでした…』と呟いてしまったぐらい緊張しました

山岸先生がいらっしゃると決定した時、院長から
山岸先生が泊まるホテルの用意から、送迎まで全部さえちゃんがするように
との命が下り、他のスタッフにかなり助けてもらいながら、今日に至ったわけです

そして今日は、山岸先生がいらっしゃるので、お迎えに行くための『こぎれいなかっこ』です

今日から3日間、ほぼずっと山岸先生とご一緒します
空港でお会いした瞬間に、興奮のあまり鼻血が出ないことを祈ります
車の中で何を話せばよいのやら
お伺いしたいことはたくさんあるのに、ドキドキしていつになく、無口になってしまいそうです

失礼のないように気をつけないと…

たくさん写真を撮ろうと、昨日デジカメの新しいカードも買ってきました
食事会の様子も含めてまた、アップします

歯周精密検査☆

2007年08月24日 15時36分06秒 | スタッフのブログ
今日は、歯周精密検査について、書き込みをします

歯周精密検査って何だ…と感じることと思います。
簡単に言うと、『歯の周り組織が、健康かどうかを詳しく調べる検査』です

歯の病気にはいろいろ種類があり、虫歯、歯肉炎、歯髄炎などなど、起こる場所、状況によって分類されています

虫歯や、歯肉炎、歯周炎って、名前は聞いたことがあるけど、何だかよくわからないですよね

いつも見えている歯は、歯茎の中に埋まっている状態です。
砂浜に、杭を差し込んだ状態と思ってください
歯が溶ける病気(杭に穴があいてしまう状態)が虫歯で、
歯の周りの骨の病気(杭はきれいなんだけど、周りの砂がなくなる状態)が歯周病です。

骨折した場合には、固定をしておくと、自然と骨が添加され、骨の再生能力により、骨がくっつきます。
しかし、歯は再生能力がありません
虫歯で大きく穴があいてしまった所は、歯科材料で埋めるしかないのです

歯は虫歯になっていなくても、支えている骨がなくなると歯は抜け落ちてしまいます

歯肉炎は、歯肉(歯茎)が炎症を起こしている(腫れている)状態です
歯茎だけが腫れている状態なので、歯を支えている骨はまだとけていません。
原因は、歯ブラシができていないことや、口で息をしてしまっていること、甘いものや果物をよく食べることなどがあげられます

歯周炎は、歯肉炎が進行し、歯の周りを支えている骨まで溶けた状態。歯の周りの骨の、骨粗鬆症です
いくら歯がきれいな状態でも、支えがない歯では、食事も、発音も不便になってきます

歯肉炎と歯周炎の歯の周りの病気を総称して、歯周病と呼んでいます。

一般的に歯槽膿漏といわれているのは、歯周炎のことです

歯周精密検査では、
歯周病になっているのかどうか?
罹患しているなら、どの程度進行しているのか?
歯の周りに汚れがどの程度付着しているのか?
などについて検査します

歯が悪くても、体は健康だから大丈夫
という方も中にはいらっしゃいますが、歯周炎は前途の通り、歯の周りの骨粗鬆症です

歯の周りで骨が溶ける病気になっているときに、体の骨は丈夫なままでしょうか?
胃腸科、耳鼻科、歯科、眼科など、色々な科が存在しますが、同じひとつの体という捉え方で、健康を維持していくのが一番いいように思います

歯周炎にならないようにすれば、体の骨も維持できる
当院の考え方のひとつです

体の入り口を健康に保ち、体も健康を維持していきたいですね