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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

虫歯のこと

2007年02月03日 17時11分37秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川です
昨日、今日と寒い日が続いていますね
昨日は雪花も散っていました

今日も渡辺に続いて、虫歯についてです
虫歯とは歯がとけて、穴があく病気です
歯と骨の硬さを比べた時に、実は、歯の硬さのほうが硬いのを御存知でしょうか!!
歯と骨の違いはそれだけではありません。

骨は骨折した時に整復固定(元の位置で動かないようにしておくこと)をすれば、新しく骨がくっつき、再生します。
歯の場合には再生能力がありません。白濁といって、表面がとけかかっている状態ならある程度、石灰化(歯の表面が、唾液や食物などの作用で強くなること)が生じますが、穴があいてしまった場合には、再びそこに歯が出来る事はないのです。
だから、たとえ小さくても、穴があいてしまったところには、人工の材料を用いて、その穴を補う必要があります。

松見歯科では虫歯にならないようにするために、食事の改善のお話をさせていただきます。
お菓子やジュース砂糖、果物は、虫歯の原因菌が最も好きで、最も活動的になれる食べ物です
などのお砂糖たっぷりの食べ物を食べた後は、虫歯の原因菌が元気になり、繁殖しやすい状態になります。
歯ブラシで取ろうと思っても、歯の表面に汚れがべったりくっつき、なかなか取れないのは、こういった食べ物を食べられている方に見られる共通の特徴です。
また飲食回数が多くても虫歯のリスクは高まります。主食のご飯を良くかんで、間食が減ると虫歯にもなりにくくなり、体重は減ってきます。
現に私はここに就職してから10kg体重が落ちました

間食をしてはいけないわけではありません。お腹が減った時、間食の時間に手にしてしまうお菓子を、おにぎりに変えたり、自分で砂糖を使わないお菓子を作ったり、工夫できるところはたくさんあります。
習慣を少し変えてみる。少しの工夫で、虫歯のリスク、汚れのつき方、体調も変わってきますよ