去る4 月24 日に40 キロを歩き終えて早々にベッドに入ったわけですが、明け方の3 時に頭痛で目が覚めました。かなり痛い、吐きそう、冷や汗も出た。精神年齢は低くても血管年齢には全く自信が無いので、神経内科を受診しました。
MRI 検査と診察で8440 円でしたチーン
明らかな脳腫瘍・脳梗塞・脳出血はありません(本物の画像。以下同じ)
2 週間以内の新鮮(えっ!?新鮮)な脳梗塞はありません
脳動脈瘤も見当たらないって
幸いにも脳の血管に異常はありませんでした。でも以下の症状が出たらさっさと救急車を呼びましょう
・突然の頭痛、今まで経験したことがない頭痛
・いつもと様子の異なる頭痛
・日に日に頻度と程度が増していく頭痛
・今までは頭痛などなかったのに、50歳を過ぎて初めて起こった頭痛
・シビレ、マヒなどの神経症状を伴う頭痛
・癌などの病気を持っている方の頭痛
・精神状態の変調を伴う頭痛
・発熱、嘔吐などを伴う頭痛
今回考えられるのは片頭痛(偏頭痛)か緊張型頭痛。思い当たるのは「身体的ストレス」ですな。筋肉の破壊と脱水、そりゃ12 時間40 キロの山道歩けばオレンジ色のオシッコ出ましたもん。
頭痛と一言でいっても原因は様々で、一晩寝れば何事も無く治るものや、対して致命傷となる病変のサインかもしれない。しかし、片頭痛や緊張型頭痛の原因がよく分かっていないらしい。脳血管が圧迫されて三叉神経を刺激しているが、なぜ三叉神経が過敏なのか、過敏の程度は人それぞれだ。三叉神経を取っちゃうわけにもいかないし。
医者でもない頭痛初心者が屁理屈コネても無駄に長くなるだけで、私が医者で聞きかじってきたこと紹介します。ただし、悪魔でも偏頭痛の話。
現在、病院ではトリプタン(1 錠900 円、保険適用で300 円)という効果がある(改善率60 %)痛み止めが処方される。しかし、どんな頭痛薬も同じで、痛む前に飲むのが鉄則らしい。痛くなってから頭痛薬を飲んでも効果が小さいまたは無い手遅れということだ。効かない薬物を飲み続ける、つまり乱用ですな、それがどうなるかというと頭痛薬に鈍感になってしまう。頭痛薬は休薬期間を2 から3 日おかないと効かなくなるそうだ。
頭痛はお手上げなのか? そうではなくて、痛くなる前に頭痛薬を飲む、つまり頭痛を予知しなければならない。下り坂の天気、地震、匂い、ストレス、睡眠過不足、人ごみ、炎天、運動、食べ物、飲酒などが誘引因子となりうるわけで、そして頭痛が起こる前兆として過食、あくび、疲労感、集中力低下、首や肩こり、感覚過敏などが出現する。前兆の出現、そのタイミングで頭痛薬を飲むわけだ。頭痛が起こるかどうか分からないのに飲むのはもったいないし的外れのような気がするが、痛くなってから頭痛薬を飲んでも効かないより何万倍もマシだということをご理解いただきたい。
頭痛の痛みって、人には分かってもらえないからなおさら辛い。頭痛薬を追加で飲むなんてことをしないで、さっさと休む連絡をして誘引因子の影響がなくなるまで寝てすごしましょう。
※本ブログは医療行為を行うももではありませんピンポーン♪
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