行くよ剣岳。今を思い起こすとトロッコ列車使って、高さ100メートル断崖を10 キロ歩く阿曽原ルートに挑戦したのが2013 年。延々つづく雪渓を7 時間登って、精魂尽き果てて劔沢小屋にたどり着いた(保護された)。通常ルートで再チャレンジが2014 年。その2 回とも土砂降りの雨で登れなかったのは今でも悪い思い出。今年2017 年、私は帰ってきた、剣岳へ。今回は雄山3003 メートルとか立山2999 メートルとかを通るルートで登ろうと思ってる
夏休みの初日「山の日」だ。高速道路も混んでいる
「親不知・子不知」を通過
「親不知 子はこの浦の波枕 越路の磯の 泡と消え行く」ここ「オヤシラズ」とは奥歯の事では無い、古くは交通の難所で、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることから、この名が付いたとされている。今は高速道路であっという間に通過。
北陸自動車道・立山インターに到着
「この上って満車なの?」、満車だそうだ。ケーブルカーの立山駅から称名川を挟んだ臨時駐車場へ
橋を渡って立山駅に到着
ここからケーブルカーとバスを乗り継いで立山・剣岳入り口の室堂に向かう。
夏休み初日だ、お客さんであふれてる。
ケーブルカーに乗れなくて1 本待ったが、繁忙期は順次臨時列車が出発するから大丈夫。
立山駅~室堂 往復4,310 円。私は再びここに戻ってくる。片道だと2,430 円。
戻ってこなくても室堂からトローリーバス、ロウープウェイを乗り継いで黒部ダムを経て、長野の扇沢に行くこともできる。
ケーブルカー
美女平駅
そういえば「美女」って死語だよね、美女と言われてもワクワクしないよね。ネットの時代になって美しさの価値観って人それぞれが当たり前だという認識が広まったということかな。
バスに乗り換えて室堂に向かう
室堂に到着。ここで標高2450 メートル。剣岳が2999 メートルなので、あと550 メートル登るだけ、、な訳がない。
ここ室堂はホテル、レストラン、売店、THE NORTH FACE まであって、そして「立山玉殿の湧水」で登山用の飲み水が補給できる。
歩き始めて30 分、最初のおやつウンコ井村屋スポーツ羊羹
アンコの甘さと、絶妙な塩味のバランスで結構気に入ってる
一の越山荘通過
道が整備されているのはここいらまで
雄山2991.8 メートル到着。雄山神社の社務所があるので人であふれてる。
この雄山に登るのも結構な激坂、岩場だ。女の子が「高くて怖い」ってパニックになっていたが、その後どうしたか知らん。ちなみに山道(木道以外)はトレッキングポールの先端のゴムキャップを外していいのだよ。冬山なんぞ、12 本爪のアイゼンでゴリゴリ登山道を削らなきゃ登れない。「転ばぬ先の杖」と言う通り、登りはトレッキングポールを短めにして3 点支持(四肢のうち3 点で体を支えると安全)、同じく下りはトレッキングポールを長めに伸ばして3 点支持。下半身の足りない力をトレッキングポールで補うべし。ちなみに私はLEKI 愛用者、理由は振りが軽いから。最近はカーボン製も売ってるみたい。山に入ったらキャップを外そう、地上では先端が危ないのでキャップを付けよう、これがマナーだ。
この先が雄山神社
霊峰立山を神体とし、立山の神として伊邪那岐神(立山権現雄山神・本地阿弥陀如来)・天手力雄神(太刀尾天神剱岳神・本地不動明王)の二神を祀る。神仏習合の時代には仏教色の強い神社であり、立山修験の源であった。また、元明天皇や後醍醐天皇の勅願所でもあった。参拝料500 円。財布はバックパックの一番奥にしまってあって、取り出すのが面倒!?なので手前で一礼して通り過ぎる。願いは「世界平和」
眼下に黒部ダムの黒部湖だろうか
大汝山(おおなんじやま、標高3015 m)。雄山や剣岳より高く、ここいらで一番高い山になる。
面倒なので登らずに通り過ぎた。
大汝山休憩所
富士ノ折立あたり
お客さんたちは雄山神社で室堂に折り返すので、ここいらは人が少ない。ダラダラとした登り下りがある峰を縦走する道。真夏なのに雪渓があったりガスで視界が狭かったりして、何か異空間に迷い込んだ感じ。
真砂岳2861 m
剣御前小屋(つるぎごぜんこや)
御前小屋を下ると
見えてきた、剣沢キャンプ場
一番奥が管理連・診療所・派出所。剱澤って難しい漢字を書くのね、しかも正式にはキャンプ場じゃなくて「野営場」。登山の前線基地なのだ、遊び場ではないのだ。トイレが水洗になってたけど、水は足で踏んで押すポンプ式で、トイレットペーパーは流してはいけない。それでも全くもってボットン式より数万光年マシだ。設置してくれた誰かと毎日掃除してくれる管理の人たちに「ありがとう」と最大級の賛辞を贈りたいと思います。ちなテン泊1 日500 円、とりあえず2 日分。
目の前に剣岳
テント設営したら雨が降り始めた
気温17.7 ℃、と今日の夜ごはん。今回は何泊になるか分からないの煮込んだり焼いたりは無し。
今日の歩いた距離7.1 km、4 時間59 分、登り834 m、下り750 m。消費カロリー2673 kcal
天気予報調べたら明日、雨だとさ。登らずに帰るかどうしたものか。
夏休みの初日「山の日」だ。高速道路も混んでいる
「親不知・子不知」を通過
「親不知 子はこの浦の波枕 越路の磯の 泡と消え行く」ここ「オヤシラズ」とは奥歯の事では無い、古くは交通の難所で、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることから、この名が付いたとされている。今は高速道路であっという間に通過。
北陸自動車道・立山インターに到着
「この上って満車なの?」、満車だそうだ。ケーブルカーの立山駅から称名川を挟んだ臨時駐車場へ
橋を渡って立山駅に到着
ここからケーブルカーとバスを乗り継いで立山・剣岳入り口の室堂に向かう。
夏休み初日だ、お客さんであふれてる。
ケーブルカーに乗れなくて1 本待ったが、繁忙期は順次臨時列車が出発するから大丈夫。
立山駅~室堂 往復4,310 円。私は再びここに戻ってくる。片道だと2,430 円。
戻ってこなくても室堂からトローリーバス、ロウープウェイを乗り継いで黒部ダムを経て、長野の扇沢に行くこともできる。
ケーブルカー
美女平駅
そういえば「美女」って死語だよね、美女と言われてもワクワクしないよね。ネットの時代になって美しさの価値観って人それぞれが当たり前だという認識が広まったということかな。
バスに乗り換えて室堂に向かう
室堂に到着。ここで標高2450 メートル。剣岳が2999 メートルなので、あと550 メートル登るだけ、、な訳がない。
ここ室堂はホテル、レストラン、売店、THE NORTH FACE まであって、そして「立山玉殿の湧水」で登山用の飲み水が補給できる。
歩き始めて30 分、最初のおやつ
アンコの甘さと、絶妙な塩味のバランスで結構気に入ってる
一の越山荘通過
道が整備されているのはここいらまで
雄山2991.8 メートル到着。雄山神社の社務所があるので人であふれてる。
この雄山に登るのも結構な激坂、岩場だ。女の子が「高くて怖い」ってパニックになっていたが、その後どうしたか知らん。ちなみに山道(木道以外)はトレッキングポールの先端のゴムキャップを外していいのだよ。冬山なんぞ、12 本爪のアイゼンでゴリゴリ登山道を削らなきゃ登れない。「転ばぬ先の杖」と言う通り、登りはトレッキングポールを短めにして3 点支持(四肢のうち3 点で体を支えると安全)、同じく下りはトレッキングポールを長めに伸ばして3 点支持。下半身の足りない力をトレッキングポールで補うべし。ちなみに私はLEKI 愛用者、理由は振りが軽いから。最近はカーボン製も売ってるみたい。山に入ったらキャップを外そう、地上では先端が危ないのでキャップを付けよう、これがマナーだ。
この先が雄山神社
霊峰立山を神体とし、立山の神として伊邪那岐神(立山権現雄山神・本地阿弥陀如来)・天手力雄神(太刀尾天神剱岳神・本地不動明王)の二神を祀る。神仏習合の時代には仏教色の強い神社であり、立山修験の源であった。また、元明天皇や後醍醐天皇の勅願所でもあった。参拝料500 円。財布はバックパックの一番奥にしまってあって、取り出すのが面倒!?なので手前で一礼して通り過ぎる。願いは「世界平和」
眼下に黒部ダムの黒部湖だろうか
大汝山(おおなんじやま、標高3015 m)。雄山や剣岳より高く、ここいらで一番高い山になる。
面倒なので登らずに通り過ぎた。
大汝山休憩所
富士ノ折立あたり
お客さんたちは雄山神社で室堂に折り返すので、ここいらは人が少ない。ダラダラとした登り下りがある峰を縦走する道。真夏なのに雪渓があったりガスで視界が狭かったりして、何か異空間に迷い込んだ感じ。
真砂岳2861 m
剣御前小屋(つるぎごぜんこや)
御前小屋を下ると
見えてきた、剣沢キャンプ場
一番奥が管理連・診療所・派出所。剱澤って難しい漢字を書くのね、しかも正式にはキャンプ場じゃなくて「野営場」。登山の前線基地なのだ、遊び場ではないのだ。トイレが水洗になってたけど、水は足で踏んで押すポンプ式で、トイレットペーパーは流してはいけない。それでも全くもってボットン式より数万光年マシだ。設置してくれた誰かと毎日掃除してくれる管理の人たちに「ありがとう」と最大級の賛辞を贈りたいと思います。ちなテン泊1 日500 円、とりあえず2 日分。
目の前に剣岳
テント設営したら雨が降り始めた
気温17.7 ℃、と今日の夜ごはん。今回は何泊になるか分からないの煮込んだり焼いたりは無し。
今日の歩いた距離7.1 km、4 時間59 分、登り834 m、下り750 m。消費カロリー2673 kcal
天気予報調べたら明日、雨だとさ。登らずに帰るかどうしたものか。