オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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空っぽの家で涙・・・

2007-05-09 22:26:38 | 日常
友人と海釣りに行くまでの2泊を空っぽの家で祖父母と過ごした息子1号ですが、がらんと広くなった家で夜になると
「広い家を置いて、東京の狭い家に住むのは嫌だ!」とすすり泣いていたそうです。

「じゃ、広いからじーちゃんのウチへ来い」
というオット父に
「じーちゃん家は2階がないから嫌だ!」(オット生家は平屋)
とさらに泣く。

私もちょうど息子1号くらいのときに、自宅を取り壊して建て直していますが、住み慣れた家が目の前で取り壊されて瓦礫になっていくのは、なかなかに切ないものがありました。
(これが、住宅が密集していない敷地が広いところだと、旧家に住みながら、隣に新築してたりして、また感じ方が違ってくるのでしょうが・・・)


で、オット両親は・・・
「もらい泣きしちゃったわ。」
だそうです。
確かに、「しんみり」してしまうだろう人たちなんだよなぁ。
(こういう人のほうが立ち直りが早いんです!)

「思い出のもの」が身近になくなっても「思い出」そのものがなくなるわけではないんだよってわかるようになるのは幾つくらいなんだろう?


転居して新しい環境になるって私としてはなんだかワクワクと心躍ることなんだけどなぁ。
確かに子供の交友関係は距離に依存することは否めない・・・・
毎日のように新幹線で移動している両親を間近に見ていた息子1号は、東京と名古屋にもっと「近い」距離感を持っていたのを、1ヶ月住んでみたらそれまでの友人とはまったく連絡もとれず(って、みんなの携帯番号を聞いてたんだから電話すればいいんだが)、実は「遠い」んだと思い知ったようなんです。

そしてオット両親は「死ぬまでにもう一度、東京へ行きたいね」なんて言ってるほど「東京は遠い」ところで、そういう距離感での会話の中でますます息子1号のホームシック@名古屋は増幅されたんだろうと分析しています。


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