オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

名刺の肩書き

2007-05-09 23:17:24 | 日常
せっかくなので私の名刺にはITコーディネータ協会の公認ロゴと、社での肩書きのほかに、
ITコーディネータ、システムアナリスト、システム監査技術者と入っています。

情報処理技術者試験については、受験する機会も多いせいで取得しているのも結構あって、全部載せると名刺の字が50代には厳しい大きさになってしまうので、二つだけにしてあります。

さて、この肩書き、業界内だと「試験に受かったのね」くらいでどうということはないんですが、まったく畑違いの業界の人には
「こいつ、何者?」となるみたいです。

だいたいシステムアナリスト!怪しいじゃありませんか。(今年から廃止されるらしいけど)
そもそも「アナリスト」自体が怪しい肩書きだと常々、思っているんですよ。
「システム監査技術者」いったいどんな技術をもっているんだぁ!!!!という感じですよね。

試験の主催元が定義している「人物像」はそちらのHPに掲載されているので、見ていただくとして、ぶっちゃけどんなもんかを紹介します。

まず
「システムアナリスト」
特定の技術に特化せずに(特化した技術ごとには、XXXスペシャリストというのが別にあります。たとえばネットワークスペシャリストとか)、システム全体を実現すべき要求仕様の観点から評価できる人というところでしょうか。
ま、何でも屋です。

次に
「システム監査技術者」
コンピュータシステムが適切な内部統制の元に、企画・開発・運用・保守されているのかを評価して是正措置について提言できる技術者。
以前は運用が重点的に監査対象となっていましたが、(ちゃんとルールを守って使ってる?災害時とかでもリスクヘッジしてる?って視点。)最近では、企画段階において、経営戦略にのっとった企画となるように担保されているか?なんてことも監査対象になっています。

システムエンジニアとしては実際の実務遂行には必ずしも必要ではありません。
が、マネージャクラス(たとえば課長とか部長とか)の人員には必須な知識だと思っています。
PMPなどのプロジェクトマネジメントの知識習得はもちろんですが、それだけだと結局人員を馬車馬のようにこき使うだけなんだよねぇ、実際。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿