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オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

サッカーボーイズ

2009-06-29 23:59:16 | 読後感想文
久々に本の紹介です。

サッカー少年が夢中で読むこと、読んでもっとサッカー好きになること請け合いの本です。

はらだ みずき さんという、聞きなれない作家の本を手に取ったのは、通勤電車で読む文庫本を探していたときに、たまたまサッカー少年のイラストが目に入ったから・・・

サッカーボーイズ 再会のグラウンド (角川文庫)

思春期にもなっていない、小学校6年生の男の子が、サッカーを通じて成長していく過程と、彼を取り巻く子供たち、大人たちが成長していく様子が、サッカーの練習や試合を通じて語られます。
「草野球」という言葉はありますが、「草サッカー」という言葉はあまり聞きません。
でも、このお話は、まさに地域の「草サッカー」です。
(J系のクラブチームとはまったく異なるものです。)

ちょうど、息子1号の上級生の卒団のお世話などをしていたので、小説に感情移入して、超感動的でした。涙ぼろぼろです。

私が読み終わったのを、いつの間にか息子1号が拾い上げて、夢中で読んでいました。
もう、バイブルのように、一言一句、覚えるほど繰り返し読んでいました。
似たような小説を書いてしまうほど(で、担任の先生に、超長文の作文を提出して、多大な迷惑をかけていた。)の力の入れようです。


続編がやっと、文庫で発売されました。

サッカーボーイズ 13歳 雨上がりのグラウンド (角川文庫)

でも、その前に、Amazonさんが、度々私に、「お勧め」してくれるもんだから、常に、私のPCのディスプレイを盗み見ている息子1号の目に留まって、我が家では、単行本を買ってしまいました。

サッカーボーイズ13歳―雨上がりのグラウンド

続編は、息子1号が手放さないので、まだ詳しく読んでいません。
拾い読みしたところによれば、中学生になって「地域チーム」から、学校の「部活」になって、「地域の大人」に守られた小学生という存在ではなくなってしまったことへの戸惑いや、小学校卒業とともに、ほかのスポーツに転身してしまう仲間との関係や、自分の力の限界と現実の厳しさを知る子供の気持ちなどが、丁寧に描写されていて、中学生サッカー少年の親を疑似体験できます。

実は、さらに続編もあるようなのですが、あまりにも息子が勉強しないので、見つからないように気をつけています。

サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド

大人買い

2009-06-29 23:47:59 | 日常
ユニクロさんの少年漫画コラボTシャツにインスパイアされて、

大島司さんの

シュート! (1) (講談社漫画文庫)

全33巻を「大人買い」した。



届いたブツは、セロファンに包まれたまま、納戸の一番奥の未踏の地に格納した。







が、2日としないうちに、息子1号が気づいて、


「あれは何?誰が買ったの?どうして買ったの?いつ、開くの?」

とやかましい。


「あれは、大人買いといって、稼ぎのある大人だけに許されている特権なのだ。
特権を行使するために買ったので、当分、封を切るつもりはありませんの。」



息子1号が毎日、身もだえしているのは間違いない。