オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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おつくりもの

2007-06-30 21:56:00 | 日常
月曜日から2号チャンが違う保育園に通うことになったので、通園に必要な準備をしています。

すべての持ち物に「なまえ」を・・・は、至極当然の要求ですが、子供一人ずつに『マーク』を決めて、そのマークも名前と一緒に描く必要があります。
2号チャンが選んだのは、『魚』。
(他にも、乗り物だとか花だとか、動物だとかいろいろあるらしい。ちなみに息子1号が6年前に2ヶ月間通ったときのマークは『怪獣』だった。)

園から渡された白い木綿の布の切れ端に、『魚』の絵と氏名を書いて、それを指定された用品の指定された箇所に縫い付けます。

1.防災頭巾。名古屋の保育園で購入したものは難燃防火タイプで、表面が布ではなくアルミでコーティングされているので、縫いつけるのは大変でした。
しかも、左右2箇所に縫い付けるので指が痛くなりました。
せっかくの防火効果が薄れるのも嫌だなぁ。

2.毛布カバー。お昼寝に使う毛布と毛布カバー、布団とタオルケットは区からの貸与です。毛布カバーには例の名札を縫い付けます。が、他の人に回せるように必ず手縫い。タオルケットの襟には襟カバーを縫いつけます。このカバーに記名。

3.敷布団の上にシーツ代わりに大判のバスタオルをかけます。このバスタオルは自前で用意します。で、例の名札をつけて布団をはさむように平ゴムを縫い付けます。

4.お散歩用のカラー帽子も貸与。で、これにも名札を縫いつけます。これも手縫い限定。で、前のお子さんがゴムを伸ばしたようなので付け替えなければいけません。

5.布団類を入れる布団袋。これはサイズ指定の(かなり大きい)布製巾着袋を用意しなければいけません。久々(何年ぶり?)に、ミシンを引っ張り出しました。

6.汚れ物をいれるようの手提げ袋。これもサイズ指定。名古屋の保育園で使っていたレッスンバックが若干小さいくらいなので、流用可能か?

でもでも、この保育園はお造りモノはとても少ないほう。
それに、2号チャンはもう大きいので必要なグッズも最小限なんです。

これが、乳児を預けるとなると食事用のエプロンだのなんだのと・・・・
しかも字が読めない乳児が自分の持ち物を認識しやすいようにすべての袋物を同じ布で・・・なんて指定をされた日には・・・
『靴袋』『コップ袋』『着替え袋』などなどサイズの異なる袋物を大量に製作する必要が出てきます。



前から思っていたのですが、保育士さんってのは手先が器用で造形に秀でている人が多いんですよ。
運動会や発表会の衣装なんて見るとカラービニールやカラーテープで見事に仕上げてあって感心します。
名古屋の保育園では、ハロウィーン用のドレスなんかも昼寝する乳児の傍らで保育士さんがミシンでたかたかと縫っていました。
女の子の長い髪を手早く三つ編にしてシニヨンにするのは、自分は坊主頭の男性保育士さんでした。

職業上の必然から、上手になるのか、もともとそういう才能がある方が多いのか・・・

ああいうキヨウな保育士さんから見れば、ただ四角く縫うだけの袋物に手こずるなんて想像できないかもしれません。

でも、でも、悩んだ挙句に外注に出す人も決して少なくありませんから、これから入園準備をする若いおかーさま方、ムリに手作りするよりも『布選び』だけ参加して、外注で稼いだ時間をお子さまと遊ぶってのも一つの案としてはいかがでしょうか・・・

と、いうことで、今日は疲れました。(って袋を一つ縫っただけなんだけどね。)