オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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保育料について考える

2007-06-14 23:08:37 | 最近思うこと
名古屋市から中央区に引っ越したら、保育料が1万円安くなりました。

文房具などの用品やお昼寝用布団などもすべて無料で貸してもらえます。
(保育時間は同じ)


名古屋の保育園は昨年の7月から認可園になって保育料が激減しました。
それまでは無認可保育園で、厚生労働省から『駅型保育所』のモデル事業として、家賃補助があったので、全額負担ではありませんでしたが、0歳児は食費が別で月額63000円でした。
(ただし、標準の保育時間は7:00~19:00で認可保育園より長い。)

おやつ代、昼食代、19:00を過ぎる日の延長保育料などで月額10万円程度を支払っていました。(一人分。)

無認可時代は5歳児でも5万円以上を支払っていました。

小学生になって民設民営の学童保育に入った際には20000円前後の学童保育費が『格安!』に思えました。
他の父母の方が『高い!』というのが信じられませんでした。

だって、毎日ですよ。週に1回1時間のスイミングスクールだって5000円以上します。英会話なら1万円近くします。(って、比較対象がへんですか?)

自分のサラリーから換算して、学童や保育園の人件費を考えればおのずと必要な保育料がわかります。
それよりも安い価格ならば保育者の質が低下する以外に経営存続できないでしょう。(保育園は看板事業で、他に儲かる仕組みがあるなら別ですが。)

そう考えれば、認可保育園の運営には相当な税金が補填されているということが推測できます。
その「お値打ち」な保育料を払わない(「払えない」のではなく「払わない」)保護者がいるなんて・・・・


経済感覚ってのは、『慣れ』の部分があります。きちんと原価換算して算出する金額と乖離していても、その金額になれてしまうと『妥当』に思えてきます。

高額な「学習塾」の費用は「高い」と思わないのに、夏休みの「学童保育料」が高く感じられるのは行政の「補助」に慣れてしまっているからではないでしょうか。

所得金額による保育料の決定なんてやめて、すべて保育単価で請求すれば良いと思います。
その上で、所得金額に応じて補助金を出せばいいのではないでしょうか。
(つまり、例えば保育単価 50000円なら、現在、18000円相当の所得の人は、50000円を支払った後で、32000円の補助金をもらう。)
そうすると、いかに自分が他の納税者から助けられているかということが実感できます。


金銭感覚を麻痺させる『払わせない』施策は『払わない』人間を生み出すと思います。
給食費もしかり。



大事なわが子の命を託す保育料を払い渋るってどうよ?

今日のスィーツ

2007-06-14 19:41:29 | 日常
清水出張で静岡18時57分発のこだまに乗っています。

時間帯としては駅弁ですが、昼が遅くてお腹の減り具合が今一つだったのでおやつにしました。
パルシェ食彩館のFLO レアチーズケーキです。なかなか濃厚な甘さです。


我慢してひかりを待って乗らなかったことを後悔し始めています。こだまはたるいです。