もとこんぐ MOTOKONG

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"U" か"A"か? 音を感じて!

2009-04-11 23:28:32 | ブログ

花も終わって、あっという間に葉桜となりました。

さて、今日は久しぶりに食べ物の話ではなく、

英語の話でも書きます。(本当はいつもこうでなければならない。)

教室のHPもテコ入れ中なので、リンクしているココが

あまりにも脱線(大好きなんだけどね)しているのはよくな~い!(かも)

ということで、ちょっと軌道修正のふりをします

■■■

「英語は、とにかく『暗記』でしょっ!」

って、よく聞きますが。

英語に限らず、なんでもいろいろ覚えると役に立つことばかりで、

別に英語だけが「とにかく暗記っ!」というわけではないと思います。

にもかかわらず、やはり「単語がなかなか覚えられない」という

難しさがあるからこそ、「とにかく丸覚えだっ!」というやり方に

しがみつくことになるのではないでしょうか?

先週、内子クラスでのこと■■

ことのほか、発音とイントネーションなどに力を入れてきた

内子クラス。ぼちぼちと順番に朗読してもらった

私のお気に入りの「秘密の花園」は来週で最後のページ!

皆さんお上手で、うっとり聞き惚れてしまいます。

"L""R""TH" 他、日本語にない音のマスターぶりは

非のうちどころがありません。

が、そうなると他のところが気になってくるわけです。

それが今回の "U" と "A" なのです。

日本人の耳に「あ」的に聞こえるものの多いこと多いこと。

まあ、強勢(stress)=アクセントがない位置のあいまい母音はともかく

強勢(stress)がある"U" と "A"の音がいい加減じゃいけないっ!(短母音時)

ということで、私なりに信じている簡単な説明をしてみました。

"A" は、ご存知のように"apple" のときの「ア」と「エ」の中間のような音です。

(「エ」を言う時の口の形のまま、「ア」と言うような感じ)音の説明ってむずかしい。。

あまり美しい音ではありませんが、「英語話せる人っぽい」音ですよね笑

この"A"の音は、私には「はじけ飛ぶようなエネルギー」に聞こえるのです。

(パァーッ とか ピューッ とか ビューンとかね。)

一方、"U"の方は 炭酸飲んだ後のゲップ(失礼)の感じに似た低くて強い音。

この"U"の音は、私には「腰の据わったドーンと重みのあるエネルギー」

に聞こえます。

で、いくつか例を挙げてみました。

flash(閃光、フラッシュ)と flush(どっと流れる)

rash(発疹、多発) と  rush(急ぐ、押し寄せる)

crash(ガチャンと衝突) と  crush(グシャっと押しつぶす)

わたしは"U"の音に「密度」を感じるんですよね。

そして"A"の音には「拡散」するエネルギーを感じるんです。

まだ桜が散る前だったので

"bud" (蕾)も「ほ~ら、いっぱい花びらが詰まっている感じがするでしょう?」って

言ってみたのですけれどね。

普段の生活の中でも、

語調だけでも、快かったり、そうでなかったりする経験から

人間も動物としての本能で、音に意味を感じているはずだっ!と

私は信じています。

内子クラスの皆さんは、"U"と"A"の私の講釈(ひとりよがりで頼りないですけど)

をたいそう面白がって聞いてくださったので、

綴りで迷った時には、ちょっと思い出してみてくださいね。

久しぶりに長々と書きました

コメント
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