次なる港は、、、。

おいらちょっくら行ってくる、、。

転落人生?気の持ちようかな。

2011-11-10 20:22:33 | Weblog

さて、今ちょっと人生について(ってそんな大したことじゃないんだけど)考えてしまう今日この頃です。今の状況はかなりよくない。ここ数年のうちに立て直して起動にのせれるのだろうか、、、。

つーのは、先日の日曜日に教会に来るベトナム人のHさんという人が教会の後うちに遊びに来ました。彼女とは結構話がしやすくて、ちょこちょこ話をしていたのですが、マラソン以外で個人的に会うのは初めて。彼女は近所のお金持ちのイギリス人の家で住み込みで子供の世話や家事をやって生活しているのですが、相当お金持ちのお家らしく、よくその金持ちぶりの話を聞かせてもらって、ひゃー、桁違いと思ってびっくりしていたのですが、その家族がでかけているから遊びにくるか?と誘われて、「いくいく。」とついて行ったら家の前に来て「あれ?車があるから帰って来ちゃったかも。」つーんで、うちに来てもらう事になりました。

で、色々話していたのですが、まず、彼女は今ちゃくちゃくと夢を叶えている最中だということが分かりました。彼女のベトナムの実家はお父さんが先生、お母さんは専業主婦で、子供は6人。だから貧しかったと。ベトナムの平均のお給料はそれこそ、日本円で2万円にも満たない金額で、それでも物価が安いから釣り合うのではないかと聞くと「家族が生活していくにはなんとかなるけど、ホリデーなんて行ける分けないし、自分は6人兄弟だからいつも人のお下がりのものばかりで新しいものなんか買ってもらった事もないような生活だったよ。」と。彼女は絶対に海外にでてやろうと思い、英語圏の国がよかったらしいのですが、なかなかうまくは行かず、あちこちの国の仕事斡旋のプログラムに申し込んで(日本も申し込んだらしいけれど、本人的には英語圏がよかったのでそんなに希望はしていなかったそう)まずはドバイのホテルで働く事が決まったそうです。ドバイのホテルで2年働いてそろそろ契約がきれるころにイギリス人の友人ができて、その人に、契約が終わったらベトナムに帰らなきゃならないが、自分はイギリスに留学がしたいのだ、と話したところ、その人が今彼女が働いている家の人の近所に住んでいて友達だったらしく、今の家でナニー(子供の世話や家事をやる人)を探しているからと紹介してくれたそう。家付き、食事尽きて、結構いい給料ももらえて、かなり条件はいいみたいです。それに平日は仕事だけじゃなく、学校にも行っていて、土日は休みなので自由に動き回れるし。ただ3人の子供のお世話は結構大変みたい。朝は早いし。この2年で10キロ痩せたって(それもうらやましいけどね)言ってましたよ。

それで今もう2年イギリスに居るらしいのですが、今度はビザをのばす為にカレッジでビジネスのコースに行くことにして、申し込んでいるらしい。学費は自分でためなければならないので、お給料をためて学費にあてようということです。

今後の目標はイギリス人のお金持ち(白人の男性が好きらしい)を見つけて結婚して、子供を3人もって幸せな生活をすることらしい。つい最近までつきあっていたイギリス人の彼氏も、収入は悪くないが、「今を楽しく生きれればよい」主義の人で貯金は全くなし、遊びにお金を使いまくっているから結婚には向かないと思って別れたらしいし。合理的だなあ。

明確に「お金持ち、またはきちんとした収入のある人と結婚する」と決めている人は、正しいと結婚してみてよく思う今日この頃。私はつい数年前までそういうものはあまり重要だと思いませんでした。一緒に働けばそれなりの暮らしはできるだろうと思っていたしね。でも甘かったなあ。子供が産まれて自分が専業主婦になったときによく理解できました(まあ自分も仕事してないのでなんとも言えないけど)。せめて経済状況がさほどよくなくても、お金に関する価値観が近くないと協力しながらやっていくのは難しいですよ。我が家のケンカはほとんど経済的なことですが、私から見るとRさんが払うべきものを払わないのが本当にずーっとストレスなので。

そしたら私の人生ってなんか転落してるなあとふと思いました。日本という経済大国?に生まれ、うちの実家は別にお金持ちではなかったけれど、父は会社を経営していたのでそれなりに裕福だったし、子供の頃は「社長のお嬢さん」と周りの大人になんとなくちやほやされていたもんでしたが。

でも今は、、、

先日M社でコピー用紙をトロリーにのせてビルの中を移動しているときに、同じビルのS社(日本の商社)につとめる友人Tにばったり会い「あー、Sさん、そんなものも運ぶんだ~」とか言われて(彼はS社でITの方でかなり出世している)、あー、なんだかなと思いつつ、、、でも仕事があるだけまだいいんです。私は最終日に、顔なじみになったトイレ掃除の仕事の黒人女性(郵便物を受け取る為にビルの裏道をあるきまわっていたので)が「私、明日からホリデーなの。2週間ジャマイカに行くんだ(ジャマイカ人らしい)」とうきうきしているのをみて、「ああ、トイレ掃除だってフルタイムでパーマネントの仕事がある人はどんだけラッキーか、、、私なんか明日からまた専業主婦、そして家は貧乏、夫婦仲最悪、、、。」とか思ってちとブルーになったりしていて。まあ自分も好きな事ばかりして腰をすえて何かをきちんとやり遂げなかった為に稼ぐ力がないのもあるけれど、結婚する相手にも左右されるよねえ。今思うと妊娠したときにT社を辞めなければよかったのかなとか、そもそも、なんでそんな変なタイミングに転職したんだろう、とかだいたいなんでRさんと結婚したんかねとか、いや、そもそもなんで最初にイギリスに来たんだろうとか、まあいろいろ色々考えてしまいます。まあかわいいTIの寝顔を見ていると、そんなに悪くないかもしれないなとも思わなくもないけれど、あんまりよくもないんだよなあ。

そんでもねえ、そのベトナム人の彼女に夢や希望を忘れずいつもポジティブに生きて行くように励まされました(目標はノートに書くといいんだって)。ちなみに彼女の妹さんは、ベトナムでパールを扱う会社で働き、そのビジネスがどれだけお金が儲かるかを目の当たりにし、自分もビジネスをやりたいが資金がないと言っていたのですが、友達と3人で共同経営することにし、資本金を3等分して、彼女も妹にたくさんお金を貯めて送ったそう(えらすぎる、、、)。それ以外にも家族や友人から少しずつ借りて、妹さんは無事にビジネスをはじめて起動にのったらしく、「うちの妹が社長になってうれしかった。」と言っていました。なんか偉いなあ。

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2 コメント

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Unknown (tochi)
2011-11-11 09:21:45
お母さん元気出して。(笑
お子さんが元気ならばOK。
そして人生まだまだこれからですよ。

会社の収入が安定してきたら、Skype経由で僕に英会話を教えてくれる仕事とかどうでしょう?w
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Unknown (もと)
2011-11-12 08:00:30
Tochiさん、

コメント&励ましありがとうございます!
確かに子供が元気に育ってくれるのが一番大事なことですよね。
そして、もう40になっちゃいましたけど、まあ平均寿命まで生きれるならまだまだチャンスはあるかな。まあ、子供が学校に行くくらいには自由な時間も増えるし、仕事も探しやすくなるとは思うので、今より状況はよくなるかもしれませんね~。

会社どうですか~?是非是非、その節は雇ってください。私は英会話教えられるほどの英語力でもないけど、、、。っていうかあと、2、3年したらうちの息子の方が確実に英語が上手(なんてったってネイティブになるんだから発音が違いますよ)でしょうから、子供を雇ってくださいませ(笑)???

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