さくらさく 2013(4)

結局昼過ぎからは曇ってしまったため、三時頃に早々と切り上げ帰宅。その瞬間昨日の疲労が一気に吹き出し倒れるように眠り込み、目覚めたときには暗くなっていました。しかも窓には雨風が吹き付けて、夜桜見物もあえなくご破算です。終わってみればある程度まで予報通りの天候だったということになります。しかし、昨日一昨日と全く身動きがとれない状況だっただけに、半日とはいえ心置きなく花見ができたのはよいことでした。
雨上がりの快晴も今の自分にとっては絵に描いた餅、明日は朝から深夜まで職場に缶詰という無慈悲な仕打ちが待っていることでしょう。昼休みに期待しても無駄なので、少しでも早起きして始業前に近所を一周しようと思っています。

なお、前回の活動で見舞われた機材の不具合については、やはり三脚が原因だったようで、本日販売店に持ち込んだところ、不良品扱いで交換という対応になりました。こんなことなら万単位の予算をかけてカメラの取付穴を修理する必要はなかったわけで、こちらにしてみれば騙されたに等しいものがあります。しかも腹に据えかねるのは、安物買いの銭失いというわけではなく、なけなしの金をはたいて買ったプロ用の機材でこうなってしまったことです。まったくとんだ食わせ物でした。
まあ、心情的なことはともかく機材のトラブルは解消され、花見の旅にも支障がなくなって一安心ではあります。同じことはもう起こらないと思いたいのですがね…

さくらさく 2013(3)

ひとしきり近所を回って只今帰宅しました。結論から申しますと、本日は水戸を見送り終日花見に費やします。
理由は二つあり、曇一時雨というあいにくの予報に反し朝から終始薄日が差して、花見には不足のない天候になっているのが一つです。そして何よりの理由は、見物客が非常に少ないということにあります。人通りの数が例年とは明らかに違い、宴会客にいたっては皆無なのです。おそらく、不意打ちともいうべき突然の開花で人々も対応できなかったのでしょう。三年前の高遠を思い出すような閑散ぶりです。
見物客で混み合うのを避けたいなら、平日に早起きする手もあるとはいえ、こちらはこちらで平日特有の慌ただしさがあり、何かと落ち着かないものです。のどかな休日に悠然と花見ができるまたとない機会だけに、今日は花見に注力するのがよかろうと判断しました。腹ごしらえしてから午後の部へ繰り出します。これほど空いているなら、夜は一人花見の宴に興じるのもよさそうです。