日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2013Part2 二日目

2013-03-18 02:17:27 | 甲信越
中央道との相性のよさは今回も変わらず、諏訪湖での休憩一回のみで走破し只今帰宅しました。ここは中国道かと思うほど、先行車も対向車もほとんどいない空きようが印象的でした。やはりあのトンネル事故がいまだに尾を引いているのでしょうか。これほど空いた中央道も、震災直後の週末の復路以来です。道中の行動と天候、500km台半ばの走行距離、燃料をほぼ使い切って戻ったことなど、ここまで重なると単なる偶然ではないような気がしてきます。
そして最後の最後にもう一つ意表を突く出来事が。高速を下りた後、帰り際に給油で立ち寄る環七沿いのスタンドが閉まっていたのです。思えば二年前も、ここを含めありとあらゆるスタンドが閉まっているのを見てただならぬ事態を察し、我が家に帰ってから初めて事の重大さを知るという経験をしました。もちろん今回はそのような異常事態ではなく、改装のための臨時休業だったとはいえ、何から何まで二年前を再現したかのような今回の旅でした。

現在の気温は14.5度と相も変わらず季節外れで、暖かいを通り越して生暖かいと形容する方が合っています。明日も最高気温は20度を超え、挙げ句の果てには雨風まで吹き付けるようです。要は、生暖かい風が吹き荒れ塵と埃が舞い上がる、この半月ほど何度となく繰り返された、お世辞にも快適とはいえない一日になるのでしょう。せめてもの救いは、これほどの陽気にもかかわらず桜の開花がそれほど進んでいなかったことです。暗い中だったとはいえ、早咲きの枝で一輪、二輪が咲いただけという状況は、出発前と比べてもそれほど変わっていなかったように思います。これなら少なくとも次の週末までは花見ができるのではないでしょうか。明日からは機材を担いでの定点観測が再び始まります。
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