日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

さくらさく 2013(7)

2013-03-23 21:35:42 | 旅日記
早からず遅からず適度な時間に目覚めて近所を一周した後、久方ぶりの「書泉詣で」を済ませるなどして土曜日は終了と相成りました。一週間桜桜とあれほど騒ぎ続けたにもかかわらず、終わってみれば花見に注ぎ込んだのは正味三時間といったところでした。もっとも、朝方の青空が九時過ぎには陰ってしまい、あとは終日曇か薄曇りだったため、時間的にはこの程度でも十分ではありました。見物客が増え出す前の午前中が潮時と割り切っていたため、おおむね想定の範囲内といったところです。
遅咲きの木でもほぼ全ての花が咲き揃い、今年の桜は今まさに花盛りを迎えています。しかし、花盛りと散り際は常に隣り合わせで、早咲きの木では風に吹かれて散る花びらが目立つようになってきました。この分だと週明けには花吹雪が舞うでしょう。加えて、平日は再び花見どころではなくなるのが必至です。そう考えると、心置きなく花見ができるのも明日限りということになります。あいにくの曇り空が予想されるものの、幸いにして花散らしの雨風だけはなさそうなのが幸いです。せめて明日いっぱいは、前代未聞の早咲きだった今年の桜をしみじみ鑑賞したいと思っています。
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