花見の旅in信州二日目

全行程終了です。河原の広い駐車場には自車を含めわずか3台の車しか残っておらず、いかに今夜の人出が少なかったかが分かります。
この後は152号線で諏訪に抜け、そこから中央道で帰ります。経路も時刻も例年と全く同じなので、到着時刻は自ずと予想できます。復路はかなりの疲労感に見舞われるということも。適度に休憩をとりながら進みたいと思いますorz

花見の旅in信州二日目

結局、撮影もしないのに延々三時間も滞在してしまいました。今年の桜はあまりに見事で、例年にもまして去りがたいものを感じますが、ついに時間がきたようです。しばしの別れです。また来年…

花見の旅in信州二日目

桜に埋もれた太鼓櫓が照らし出されます。時間が時間なので下諏訪は断念、このまま最後まで滞在します。これも偏に、今日の桜がいまだかつてないほどに見事であり、さらに園内がいまだかつてないほどに空いているという理由によります。最高の桜をゆったりと鑑賞するにはまたとない機会だけに、温泉を断念するのも惜しいとは思わせません。

花見の旅in信州二日目

満開の桜を背に問屋門が影絵のように浮かび上がります。桜のトンネルという表現がありますが、頭上はもとより正面を向いても360度桜に囲まれた光景にはただただ感服させられます。

花見の旅in信州二日目

時間が早いのか、日曜の晩だからなのか、それとも天候がよくないからなのか、昨日に比べて拍子抜けするほど空いています。普段なら町の入口まで連なる大渋滞が嘘のように消え失せ、露店の人だかりも昨日とは明らかに違います。当地の桜はあと少しで見納め、居並ぶ露店も桜前線を追いかけ、来週末は違う土地に店を開くのでしょうか。またどこかの町でお会いしましょう…

花見の旅in信州二日目

高遠城址に着きました。河原の駐車場から急坂を上るのもこの旅で三回目になります。

花見の旅in信州二日目

〆めたつもりが昨日と同じ高遠の夜桜見物へ移行します(オイオイ)
最後は例によって安曇野と松本に寄ろうと思ったものの、カツ丼が予想以上に重すぎて、いつものカリーとのはしごが事実上不可能となった上に、松本城の夜桜も三脚を忘れたせいで撮影できないため、安曇野のわさびと松本の温泉以外にさしたる見所がなく、わざわざ高速を飛ばしてまで行く必然性が乏しくなったというのが理由です。ただ、カツ丼以降の行動が昨日と全く同じではあまりに芸がないので、最後は下諏訪にでも寄って帰ろうかと思っています。
昨日と全く同じ夜桜とはいえ、天下第一の桜ですから何度見ても飽きることはありません。瓢箪から駒で訪れた二度目の機会をしみじみ噛みしめたいと思います。

花見の旅in信州二日目

二日間滞在した伊那谷の最後はカツ丼で締めくくります。昨日の今日で選んだのには理由があります。駒ヶ根と伊那のカツ丼の違いを確かめるということです。

花見の旅in信州二日目

外野スタンドを満開の桜が囲み、その向こうには中央アルプスがそびえ立ちます。この球場で野球ができる信州の球児たちは幸せ者です。

花見の旅in信州二日目

高遠も顔負けの見事な桜です。できることなら昨日の晴天で見ておきたかったと思わずにはいられません。来年の旅では必須の目的地の一つになるでしょう。

花見の旅in信州二日目

満開の桜とD51,去年の旅にも同じ場面がありました。SLが走ったことのない伊那谷に、これほど立派なD51が2両も残っているのがよくよく考えると不思議です。

花見の旅in信州二日目

高遠でもそうそうお目にかかれないようなコヒガンザクラの大木が伊那谷を見下ろすように立っています。

花見の旅in信州二日目

隠れた名所、伊那公園を再訪します。野球場の周りを立派な桜並木が桜が囲んでいます。昨晩は気づきませんでしたが、場所柄コヒガンザクラが両方見られるというのがこの場所の特徴です。並べてみるとそれぞれ花の色や枝振りの違いがよく分かります。

花見の旅in信州二日目

鬱蒼とした杉木立を背に、桜が日差しを浴びて輝きます。

花見の旅in信州二日目

昨日と同じ高台から高遠城址を望みます。天候がさらに回復して、南アルプスの山頂まで見渡せるようになりました。