6月26日（土）お山の観察会

森のたまごは今年度も「あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金」を受けて、親子対象の自然観察会を実施しております。

昨年もお越しいただいた北岡先生をお招きして、夏のお山の観察会を行いました。

森のたまごの子どもたちや母たちは、北岡先生のお話を聞くのは初めてではありません。

けれども、北岡先生のお話を聞きながら歩いていると、いつものお山が〝おもしろい〟や〝不思議〟でいっぱいなことに改めて気付きます。

普段何気なく通り過ぎる景色も、ひとつひとつの植物について、匂いを嗅ぎ、手触りを感じ、花の色を知り、どんな実を実らすのかを知ることで、違って見えるようになるのです。

今日も植物や生きもののエピソードが盛りだくさんで、あっという間の2時間でした。

私は時々見かけていた、小さいのにピョーンと着地点がわからないほど遠くに跳ねる虫の名前がイシノミということ、原始的な昆虫で翅がないということを初めて知りました。

いつも見ているけれど知らなかったこと、知らないままでいたことに対して興味を持っていく楽しさを北岡先生に教えていただいています。

そして、小さな生きもののことを知り、まわりの環境を知り、森が私たちだけのものではないことも感じています。

ご縁があって、今活動させていただいているこのお山をこれからも大切に使わせていただき、1000年後に椎の実が実り、ムササビのやってくるお山になったら…と楽しい想像が膨らみます。

ひとつの出会い、ひとつの学びが、さらにお山を素敵な場所にしてくれました。

後日…

うずら組のKさんが、「これ、北岡先生が言ってたふわふわの気持ちいいはっぱだよ。」と、ヤブムラサキの葉をくれました。

小さな子の中にも、北岡先生の言葉がしっかりと残っていました。

森のたまごはとよたつながる博2021に参加しており、お山の観察会は未就学児を対象に8/25と10/20に開催します。

興味のある方は是非お越しください。

お待ちしております。

（年長母まー）

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