野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

9月6日(金)秋空とたまごの成長

2013年09月06日 | 保育
森のたまごのみんなも新学期を迎え、最初の一週間が過ぎました。
最初から5日連続だったので、疲れが見えのんびり過ごすたまごたち。

とっぴーの表現豊かな読み方での『かちかちやま』に女の子たちは釘付け。


今日のメインは昨日に続いて竹を使った遊び。
伐り出した竹を運ぶみんなの上には悠然とした秋空・・・


弓や剣、コップやメガネ、おはしなどを作りました。
長い大きな剣を作ったLお。
のこぎり使いが安定しています。

ようちえんの頃からこんなに上手に使えるなんて、本当に頼もしいなと思いました。

Lおと同じくらいの剣を作りたいというKた。

ちょっと特別に日本刀のような形になる細工をしました。

Kたは、夏休みに入ると「休みっていいよね~」と家庭でリラックスしていた様子。
それもあって新学期は行きたくないモードに・・・。
今日はMんたちとも楽しそうに過ごしていたので、
「ようちえんって楽しいね」と私が言うと
「おれもようちえん楽しくなってきた」だって。
この週末になってようやくなのか、2学期になってようやくなのか、
どちらにしてもこの含みを持った言い方がKたらしいなと思いました。

竹を切りながら、Yゆが
「この竹切られるの嫌がっている。嫌がって固くなってるね」なんて言っていました。
Yゆは、擬人化したり、自然の営みに想いを馳せる表現がいつも素敵だね。

それから昨日はあまり乗り気でなかったSやも作った弓の練習に余念がなく、様になって来ました。


お昼ご飯の時、真ん中組さんにおしぼりを投げ捨てられ、悲しい思いをしたHま。
「そんなことしたら蟻がついちゃう」などと言って、
悲しさと嫌な気持ちが混じりながらも、一生懸命返してもらおうと口で伝えていました。
隣りにいる私は、心の中で「がんばれ~Hま」とエールを送っていました。

男の子たちみんなで捕まえた7,8ひきのカエルは、全てYとの虫かごに入っていました。
Yと、帰る前に逃がしてあげようと思ったようです。
かごから出し、草むらに放っています。
みんながいっぱい触っているし、草も少し乾いているようだったので、私が水をかけてあげると
「こっちにもかけて」と、Yと。
中には死んでしまったカエルも居たので複雑そうなYとは、それでもでき得る限りの慈しみをかけているようでした。

高くなった秋の空は、たまごの成長を表わしているかのようでした。

(くらら)

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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052




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