野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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10月12日(水)芋掘り日和

2016年10月12日 | 
 秋晴れの下、涼しく心地よい風。

朝、畑の様子を見ていると、Sナが、「あっ、にんじんおおきくなってる~」と、話しかけてきた。

そーいえば、先週の畑の朝も、Sナと会話したことを思い出した。
「これ、小さいけど、草と間違えて踏まれちゃわないかな?」
「じゃあ、看板作ればいいんじゃない?!」
と、しかしそこで帰ったSナのそばで話を聞いていたUノが、「私が作ろうか?」
と、言ってくれたのだが、すっかり忘れかけていた私に帰り際、
「できたよ~」と、にんじんの絵を描いて持ってきてくれた。
素敵な看板が出来上がった。





今朝そのこともSナに話すことができた。


 芋掘りがはじまると、大きなお芋を発見!!
みんな張り切って、手で土を掘り「やさしくね。芋が傷ついちゃうから。」と、
話ながら、掘れる掘れる。
「見てみて~」と、自分の顔より大きいお芋を手に大喜び。



たくさん掘れました。




それから、そのさつま芋を料理をする、のえさんとUノ、



お店屋さんごっこやクリスマスごっこをする年少女子Fキ、Mノ、Iト、Sホ、



工事現場ごっこをするYウ、Sナ、



カエルや虫とりをする年中男子Kメ、Tロ、Kク、



お散歩に出かけるみゆきちゃんとMビ、Yイ、Eナ、

それぞれ自分の居場所を見つけ遊び出せ、楽しむ様子が見られた。
そんな子ども達の様子を見守りながら、もくもくと畑作業に没頭する大人も…


芋づるのきんぴらのいい香りが漂い始め、あっという間にお昼の時間。
さつま芋としその実の天ぷらもできあがり、みんなでいただきます。



食べ始めるとすぐに「のえちゃん、おいしい~」と、自然と数人の声が。
芋の天ぷらも「おかわり~」と、みんなよく食べる。
普段はわりと小食なIトが最後まで何度もおかわりし、食べ続けていた。

畑で採れたての野菜が、その場で食べられるなんて、本当に最高です。

今日も一日楽しく、おいしい時間を、そしてみんなの笑顔をありがとう!
畑のめぐみにも感謝!!




話は変わって、またまた先週の畑、帰りの会での出来事も思い出しました。

座る席が狭く、場所のとり合いをして「この手じゃま、あっち行って」、「狭い」
などと言い争っていたIトとSホ。
しかし、楽しかったことや言いたいことを順番に話す時間になると、
Iトが「Sホちゃんとけんかしちゃったけど…でもすき!」
と、恥ずかしそうに言ってくれました。
うれしさのあまり、ほろっと涙が出そうになりました。

今までだったら、「キライ」とか、「いやだ、いれてあげない」とか、
なかなか自分のおもいが伝えられず大人が仲裁しないと決裂して終わってしまうことが多かったと思いますが、
最近では「一緒に遊ぼう」と自然に遊び始める姿も見られるようになり、
安心して友だち同士で遊び、おもいが言い合える(ケンカもできる)仲間…
少しずつ育んでいるように感じます。

そんな心の成長が見られるのも、うれしく思い追記しました。


(まき)                              

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代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052






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