廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

福島県 塙町 常豊小学校 東河内分校

2017年10月13日 17時44分26秒 | 福島の廃校
福島県塙町 常豊小学校は東河内分校と西河内分校の東西二つの分校を持っていたようです。
まずは東河内分校を訪ねてみました。
明治6年創立の長い歴史を持つ学校ですが1971年に本校の常豊小学校に統合されています。

道路からアクセスする細い坂道はなかなかいい雰囲気です。
登りきった先には広い広場に消防団関係の建物がありました。
分校跡の割には広い校庭ですが、
こちらは閉校後運動場として新たに整備されたもののようです。

朝礼台やバックネットが残っていますが閉校して45年オーバーの割には新しい感じですので、
運動場が整備されてからのもののようですね。

他に遺構が無いか探すと消防関係の建物の脇に閉校記念碑、二宮像、石の門柱を発見。
どうやら一箇所にまとめられてしまったようです。
記念碑がありますが大きく茂った木に隠され表面は見ることができません。
二宮君もだいぶ雑に扱われています。
昭和27年に寄贈した藤田氏はどう思っているでしょうね。


分校までの坂道


記念碑や当時の遺構は一箇所にまとめられている










運動場にある朝礼台は当時のものではないようだ。





分校跡の前にバス停があるが1日上下1本のみ。
路線バスの旅だとすぐ詰んでしまいますね。



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