廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

矢板市 片俣小学校

2013年08月02日 10時09分58秒 | 栃木の廃校
矢板市立片俣小学校は明治8年川崎小学校積善館第2分校として開校。
明治12年には片俣小学校と名称変更。
昭和47年に矢板西小学校として移転。片俣小学校としての歴史を閉じます。
そうなると門柱に埋込まれた「積善館」の名称版は開校当時のものでしょう。

門柱の横には子どもたちを見守ったお地蔵さんが佇んでおります。
門柱と石の階段、そして当時から有ったであろうシンボルツリーがあるのみですが、
明治開校時の名称版が残っているのは貴重でしょう。

学校近くには、昭和34年に廃線になった東武矢板線の廃線跡が残っています。
毎日、窓から蒸気機関車を見ながら勉強していたんでしょうね。
ちょっとうらやましいな。











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