「津軽百年食堂」森沢明夫
きちんと生きることの大切さを感じる話だった。
最初、あの「北の国から」っぽいかなぁと
思って、ちょっと引き気味だった。
私は、あの独特の切ない、笑っていても悲しい感じが苦手。
吉岡くんは好きだけど。
でも「津軽百年食堂」はその感じとは違った。
陽一が悩みながら生き方の模索をして、
もがいている姿をみていると
焦んなくていいなと思う。
逃げずに生きていれば、きっと答えは見つかる。
息子の気持ちを覆うようにいる父、哲夫の存在。
大きい人だなぁ。
同級生も恋人も
ひいじいちゃんも
よかったけど
一番はほら吹きよっちゃん。
まだ見ぬ四代目に螺鈿の引き出しをプレゼントなんて
粋だねぇ。
弘前の桜を見たいたいなぁ~。