「架空の犬と嘘をつく猫」寺地はるな羽猫山吹、８歳の頃からの３０年間。５年ごとに話がすすむ。山吹はかなりのんびりした子に見えたけれど、その心のうちは葛藤と嘘とやさしさに溢れていた。山...

「教室に並んだ背表紙」相沢沙呼読書が苦手という中学生の少女たちを本のある生活へ少しずつ少しづつ導いていく学校図書館司書のしおり先生。中学生の人間関係のしんどさはどんな少女にも多かれ...

なんだかんだで2月に入って1週間。驚くべきことに緊急事態宣言は延長され、私は映画観に行って、絵画展にも行った。前の緊急事態宣言のときのように、お給料でるから密避けのために休んでねっ...

第4回こうべ障がい者芸術フェスタ「HUG＋（ハグ・プラス）展2020」に行ってきた。古い友人の...

「ライフ」小野寺史宜　淡々とすぎる日常を淡々と過ごす。むしろ変化など求めていないそんな幹太の暮らしに、少し風が吹いて音が鳴る。そんな中で幹太自身で変化を起こす。幹太の未来が良きもの...

「銀河食堂の夜」さだまさし東京の下町にある食堂という名前のバー。マスターは無口。お酒も料理も美味しい。なんだかなぁ、現実には少ないが小説の中にはありがちな設定。聞いてる分にはいいけ...

「あずかり屋さん」大山淳子　シリーズ第三弾。一日百円で何でも預かります。東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。商店街やあずかり屋さんの周辺は色々と騒がしいけれどあずかり屋さ...

「Seven Stories 星が流れた夜の車窓から」糸井重里,井上荒野,恩田陸,川上弘美,小山薫堂,桜木紫乃,三浦しをんクルーズトレイン「ななつ星」豪華だぁ、とにかく豪華な列車。...

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎　4つの短編集。ふわっと忘れてしまうような会話も面白くて好き。老夫婦の「悪いことをして貯めたお金なんです」とか。しかし、いろんな話を私は忘れている...

まちのパンやから サササッととびだす ひとつのかげ。パンがパンをかついで にげていきます。「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ」パンどろぼうの正体が！...