私は、多分、楽観的でいい加減なんだろう。
多分じゃない、楽観的でいい加減である。
だから、あの10年前の時も
鬱にも過呼吸にもならなかった。
ちょっと病的に友人と母に話をしていたけれど。
あ、それって十分病んでるかしら。
さすがに激ヤセしたけれど
病院行こうとかは思わなかった。
母は、いつでも電話しておいで、
夜中でもいいんだよ、と言った。
親ってすごい、ありがたいと思った。
友人はどんな時の電話にも、
いやな声を出さずに付き合ってくれ
メールには前向きな返信をしてくれた。
寂しくないように、
私と子ども達を連れ出してくれた。
いつでも、味方でいてくれた。
本当に友人たちのおかげだ。
私は友人の数は少ないけれど
どいつもこいつも極上なのだ。
彼女たちと友になった自分を
本当に褒めてあげたい。
私が得た、私の人生の宝物である。
私が、彼女たちの力になれることがあれば
やっぱり、あの時の友のように
なりたいと思う。
そんな窮地に友が立たされなければ
一番いいと思う。