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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

23.4度のムムム

2010-02-18 21:34:49 | 日々随想
朝が あんまり白かったから
予定より 早く出発すれば
ラジヲから オリンピック


ふうん





スポーツは好きなのに
不思議なくらい
オリンピックに関心がない


テレビが無いせいかな


冬季オリンピックともなれば
種目の名前を聞いても
まったく チンプンカンプン


でも 世界は盛り上がってるらしい


午後の仕事も終えて
夜の帳が下り始めた 濡れた道をゆけば
やっぱり ラジヲからオリンピック


ふうん


南半球で オリンピックをすればいいのに
寒い冬に 寒い競技なんて 
ぞっとしないくらい ゾっとする


8月に スキーとか スケートなら
ちょっとだけ 涼しくなりそうだし
風鈴だって シエスタをむさぼれる


あ そっか
ということは 南半球の人は
真夏に 冬季オリンピックを見てるんだ


いいなー


上を向くことにした 前を向くことにした

2010-02-17 19:30:55 | 日々随想
友人の工房に行った
もう ペダルも 屋根も出来ていて
譜面台を作っていた


もうすぐ 完成だね


元気をもらった
僕も 頑張らなくちゃ
張り切らなくちゃ


前を向かなきゃ
上を向かなきゃ





僕の曲が録音されたCD
3月10日に発売するらしい
そんなメールをもらった


もうすぐ完成だね


元気をもらった
僕も 頑張らなくちゃ
張り切らなくちゃ


前を向かなきゃ
上を向かなきゃ


今日は 両親の結婚記念日だったから
久しぶりに 電話をした
明後日で70になるお袋も 元気に喋っていた


元気をもらった
僕も 頑張らなくちゃ
張り切らなくちゃ


前を向かなきゃ
上を向かなきゃ


自分を大切に 生きること
それが 僕の周りにいる人への
感謝なんだって そんな気がしてきた


そして それが 
一番の供養なんだって
そんな気がしてきた


当たり前だと 錯覚してしまう 愚かさに
気づく時は いつだって 痛い後
この痛みは 忘れないようにしよう


おやすみ

2010-02-16 01:29:06 | 夜々懐想
悔しいのは 大好きな 舞茸の天婦羅が 食べられなくなったこと


彼女は 笑いながら そう言った
病気が やや回復して
初めて サシで飲んだ夜だった





僕等が 初めて会ったのは
もう 覚えてない
きっと 遠い日


でも ソウルの夜
コンサートで合流した 街角で
彼女は 完璧な英語を喋っていて
僕は 凄く驚いた記憶がある


彼女の ホームページで
毎日 日記が更新されていて
だから 僕は ブログを始める時
毎日更新を 目標にしたんだ


波長が合ったんだと思う
それぞれ 自分の夢を持っていて
だから よくメールもしたし 電話もした


ちょっとだけ 病気が回復したから
日本酒が飲みたいって 言ったから
僕等は 新宿で 杯を重ねた


「音大も出てない ヴァイオリニストって いないでしょ?」
自嘲気味に 彼女は 話してくれた
『でも そんなの 関係ないじゃん』


ダイエットしていた僕と
少しでも 太らなきゃいけない彼女と
不思議な晩餐だった


最後に電話したのは いつだったか
二人とも レッズファンで
『高原は いらない』 そんな話題で 言い争ったっけ


彼女は スズキメソードで
ヴァイオリンの先生をしていて
最後の日記には 生徒を信じているコメント


体調が悪くなってから
日記は まばらだったから
気長に待っていたんだけど


届いたのは 訃報だった



辛かったね いろいろ
舞茸の天婦羅より
奪われた 様々な思い


末っ子は いつだって
頑張って 笑顔で話す
でも 末っ子が 最初に逝くなんてね


馬鹿


でもね
様々な 苦しみが 終わったのなら
本当に よかったね


ナオポン


幾つかの約束 反故されたけど
いつか そっちに行ったら
また 語ろうぜ


レッズには 柏木が来たんだぜ!
素敵な ヴァイオリンの曲も 見つけたんだぜ!
なのにさ なんで?


おつかれさま
本当に 頑張ったよね
ゆっくり 安らかに 眠って そして 笑ってください


ちょっと 待っててね
そっちに行く前に
もう少し 頑張るから


君の分まで 頑張るから


なおぽん おやすみ

ミューズがくれた チョコレート

2010-02-15 14:20:32 | 日々随想
プログラム 最後の曲の 
最後の音を 振り終えて


指揮者は 密度の高い静寂の中で
上げたままの 両の手を 静かに 力強く 握り締め
ガッツポーズ!


それから 下ろした両手を
胸の前で 祈りのように合わせて
ありがとう!


思わず 僕の視界は にじんでしまった
ミューズがくれた チョコレートは
ちょっとだけ しょっぱくなってしまった





やがて 客席の方を向いた 指揮者の顔には
本当に満たされた 笑顔が やわらかくて


アンコール


全てが終わって 
合唱団も オケも 舞台裏に帰ってくる
そこには 幾つもの 笑顔と涙が 溢れていた


素晴らしいコンサートだった


千人を超える 拍手の音にも 体温があった
演奏も 拍手も 僕の涙腺をイタズラした
でも 負けずに 笑って 指揮者と団員を 拍手で迎えた


ふうん


現代では 音楽が 音として ポツリと存在できる
でも 録音や電波など 無かった時代
音楽は いつだって 人間の傍にしか存在しなかった


だから 音楽は 
いつだって 体温の中にあった
演奏するものも 聴くものも


コンサートは 体全体で聴ける
耳だけじゃないんだ
だから 素晴らしい演奏の後には…


あの空間にいられて
本当に よかった
天然の目薬が こぼれそうになっちまったよ

2010-02-14 03:33:01 | 日々随想
あけまして おめでとう





僕は 太陽暦より 太陰暦の方が好き
為政者のせいで ツンツルテンな長さの2月になるより
いつだって 微妙な平衡な 月の速度が好き


そして 今日は新月
新しい年が始まったんだ!
中国や韓国では あ はっぴー ニューイヤー!





だめだ 眠い
連日 寝不足
日韓戦も おあずけで…


おやすみ