大都会の 小さなホールで
朝から 音楽の講習会
管 弦 歌 鍵盤…
ずっと その部屋にいる必要は
なかったのだけれど
少しだけ 立ち会っていたら
面白かったから 結局 最後まで
先生の アドヴァイスのもと
音楽が 変わってゆくのも
興味深かったのだけれど
先生との やりとりの中で
受講生の本質が
チラリと覗けるのも 面白かった
謙虚そうなんだけれど 頑固な人や
無愛想なんだけれど 素直な人や
やっぱり 人はみかけによらないな
音符という点を
忠実につないだ ジグザグなメロディーを
感性で たおやかな曲線へ
楽譜には 点でしか 残せないのだから
もっと しなやかな解釈があれば
より 音楽的になってゆく
だって 作ったのも
演奏するのも
聴くのも
人間なんだからさ
それでも 鍵盤楽器は
やっぱり 点の連続
だから 層と時間で 体温を授けよう
すぐに 忘れてしまうのだけれど
僕の中に たくさんのナルホドが訪れた
熟成して 発酵して 僕のものになればいいな
朝から 音楽の講習会
管 弦 歌 鍵盤…
ずっと その部屋にいる必要は
なかったのだけれど
少しだけ 立ち会っていたら
面白かったから 結局 最後まで
先生の アドヴァイスのもと
音楽が 変わってゆくのも
興味深かったのだけれど
先生との やりとりの中で
受講生の本質が
チラリと覗けるのも 面白かった
謙虚そうなんだけれど 頑固な人や
無愛想なんだけれど 素直な人や
やっぱり 人はみかけによらないな
音符という点を
忠実につないだ ジグザグなメロディーを
感性で たおやかな曲線へ
楽譜には 点でしか 残せないのだから
もっと しなやかな解釈があれば
より 音楽的になってゆく
だって 作ったのも
演奏するのも
聴くのも
人間なんだからさ
それでも 鍵盤楽器は
やっぱり 点の連続
だから 層と時間で 体温を授けよう
すぐに 忘れてしまうのだけれど
僕の中に たくさんのナルホドが訪れた
熟成して 発酵して 僕のものになればいいな