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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

冬のシエスタ

2013-01-25 23:27:05 | 日々随想
その演奏を聞きながら
僕は 思いつくまま 綴っていった
今の自分の 心の座標の X軸とY軸と


ふうん





 難しいのは 選択することでなく
 気持ちを制御すること


 執着すればするほど 好きだと勘違いしてしまうけど
 嫌いなんだと 認めてしまえば 全ての異常の理由が瞭然


 求めているのは 遠い日の その人で
 でも そこにいるのは 今のその人
 大切なのは 異名同音  苦しくなるのは 同名異音



まだまだ いろいろ書きながら
なんとなく 昔とは変わり果ててしまった
心の放物線の軌道が 見えてきたんだ

だから もう こちらから 電話はしない
何ひとつ 期待もしない
穏やかで 優しそうに 冷たくなっていくんだ


じっとしてれば 凍えそうな冬だから
ちょうど いいなって 思えるようになって
1日1日 少しずつ 離れてゆこう


ボロポックリとマカロンと

2013-01-11 13:56:10 | 日々随想
禁煙したての頃みたいに
どこかで ずっと 
くすぶってる うずき


でも 1日1日 過ぎていくと
少しずつ ほんの少しずつ
やわらいでゆくことを知っている


ふうん





最大の難所は 夜
今夜だけ 今夜だけ
そんなふうに 夜をやり過ごしてゆけば


きっと 大丈夫


作業が はかどっても とどこおっても
礼儀正しく きちんと夜はやってきて
そして 僕は試されるんだ


きっと 大丈夫


さあ 来い コンニャロ!
コンチクショ!
コロボックリにチントンシャン!

晴れ 時々 変態

2013-01-10 23:46:12 | 日々随想
人間にとって 変態は ヘンタイなんだけど
昆虫にとって 変態は 成長への ぷろせす
そして 晴れ 時々 雨 みたいに 人も時々 変態






ここ数年 僕は 弱い人間だった


でも 脆い人間じゃ なかったよね
こんなに ボロボロになるほど
密度の無い人間じゃ なかったよね


ふぅん


違和感が ありすぎて アリスとテレス
心の骨粗鬆症は へたすると ボキリ
ひゃはは 間に合ったからね 


昨夜の夢に 芝ちゃんが 出て来て
「ウジウジしてんじゃないよ!」 と 喝!
うん まじゃまじゃ こまぅを~!


縦の穴 ふたつ

2013-01-02 20:29:46 | 日々随想
初夢で 父としゃべった
なんてことないくらい
なんともいえない会話だったんだけど…





昨年の9月に 父は逝った
痛みで辛そうだったから
心のどこかで そっと ホッとした


僕の見る夢の中には
それでも 時々 家族が登場する
当然 父も 普通に 寡黙に 登場する


あれだけの衝撃だったのに
夢で会う時には なんの違和感もなく
起きた時には 驚きと共に どこか切なくて


ふぅん


初夢はシュールだったんだ
僕の部屋の壁に 山芋とあん肝を合わせたような形をしたサトウキビが…
なんで それがサトウキビだったんだろう…


80センチくらいの 不格好なサトウキビが タテに飾ってあって
そこに ふたつの穴が開いていて それを父さんが疑問に思って
「なんで こんなとこに 穴が開いてるんだ?」


『誰かが 食べたくて 指を入れたみたい』
そう答えると 父さんは 自分の指を合わせてみて
ふぅん なるほど という表情で その場を去ってゆくんだけど


それだけなんだけど


僕は不思議だったんだ
だって 部屋には 僕と父さんしかいなかったから
サトウキビを食べようとしたのは 父さんだったんじゃないの?


フロイトなら どんな分析をするのかな…
欲しいのは 完璧な分析なんかじゃなくって
ささやかな納得なんだけどね