悔しいのは 大好きな 舞茸の天婦羅が 食べられなくなったこと
彼女は 笑いながら そう言った
病気が やや回復して
初めて サシで飲んだ夜だった
僕等が 初めて会ったのは
もう 覚えてない
きっと 遠い日
でも ソウルの夜
コンサートで合流した 街角で
彼女は 完璧な英語を喋っていて
僕は 凄く驚いた記憶がある
彼女の ホームページで
毎日 日記が更新されていて
だから 僕は ブログを始める時
毎日更新を 目標にしたんだ
波長が合ったんだと思う
それぞれ 自分の夢を持っていて
だから よくメールもしたし 電話もした
ちょっとだけ 病気が回復したから
日本酒が飲みたいって 言ったから
僕等は 新宿で 杯を重ねた
「音大も出てない ヴァイオリニストって いないでしょ?」
自嘲気味に 彼女は 話してくれた
『でも そんなの 関係ないじゃん』
ダイエットしていた僕と
少しでも 太らなきゃいけない彼女と
不思議な晩餐だった
最後に電話したのは いつだったか
二人とも レッズファンで
『高原は いらない』 そんな話題で 言い争ったっけ
彼女は スズキメソードで
ヴァイオリンの先生をしていて
最後の日記には 生徒を信じているコメント
体調が悪くなってから
日記は まばらだったから
気長に待っていたんだけど
届いたのは 訃報だった
辛かったね いろいろ
舞茸の天婦羅より
奪われた 様々な思い
末っ子は いつだって
頑張って 笑顔で話す
でも 末っ子が 最初に逝くなんてね
馬鹿
でもね
様々な 苦しみが 終わったのなら
本当に よかったね
ナオポン
幾つかの約束 反故されたけど
いつか そっちに行ったら
また 語ろうぜ
レッズには 柏木が来たんだぜ!
素敵な ヴァイオリンの曲も 見つけたんだぜ!
なのにさ なんで?
おつかれさま
本当に 頑張ったよね
ゆっくり 安らかに 眠って そして 笑ってください
ちょっと 待っててね
そっちに行く前に
もう少し 頑張るから
君の分まで 頑張るから
なおぽん おやすみ
彼女は 笑いながら そう言った
病気が やや回復して
初めて サシで飲んだ夜だった
僕等が 初めて会ったのは
もう 覚えてない
きっと 遠い日
でも ソウルの夜
コンサートで合流した 街角で
彼女は 完璧な英語を喋っていて
僕は 凄く驚いた記憶がある
彼女の ホームページで
毎日 日記が更新されていて
だから 僕は ブログを始める時
毎日更新を 目標にしたんだ
波長が合ったんだと思う
それぞれ 自分の夢を持っていて
だから よくメールもしたし 電話もした
ちょっとだけ 病気が回復したから
日本酒が飲みたいって 言ったから
僕等は 新宿で 杯を重ねた
「音大も出てない ヴァイオリニストって いないでしょ?」
自嘲気味に 彼女は 話してくれた
『でも そんなの 関係ないじゃん』
ダイエットしていた僕と
少しでも 太らなきゃいけない彼女と
不思議な晩餐だった
最後に電話したのは いつだったか
二人とも レッズファンで
『高原は いらない』 そんな話題で 言い争ったっけ
彼女は スズキメソードで
ヴァイオリンの先生をしていて
最後の日記には 生徒を信じているコメント
体調が悪くなってから
日記は まばらだったから
気長に待っていたんだけど
届いたのは 訃報だった
辛かったね いろいろ
舞茸の天婦羅より
奪われた 様々な思い
末っ子は いつだって
頑張って 笑顔で話す
でも 末っ子が 最初に逝くなんてね
馬鹿
でもね
様々な 苦しみが 終わったのなら
本当に よかったね
ナオポン
幾つかの約束 反故されたけど
いつか そっちに行ったら
また 語ろうぜ
レッズには 柏木が来たんだぜ!
素敵な ヴァイオリンの曲も 見つけたんだぜ!
なのにさ なんで?
おつかれさま
本当に 頑張ったよね
ゆっくり 安らかに 眠って そして 笑ってください
ちょっと 待っててね
そっちに行く前に
もう少し 頑張るから
君の分まで 頑張るから
なおぽん おやすみ