その演奏を聞きながら
僕は 思いつくまま 綴っていった
今の自分の 心の座標の X軸とY軸と
ふうん
難しいのは 選択することでなく
気持ちを制御すること
執着すればするほど 好きだと勘違いしてしまうけど
嫌いなんだと 認めてしまえば 全ての異常の理由が瞭然
求めているのは 遠い日の その人で
でも そこにいるのは 今のその人
大切なのは 異名同音 苦しくなるのは 同名異音
まだまだ いろいろ書きながら
なんとなく 昔とは変わり果ててしまった
心の放物線の軌道が 見えてきたんだ
だから もう こちらから 電話はしない
何ひとつ 期待もしない
穏やかで 優しそうに 冷たくなっていくんだ
じっとしてれば 凍えそうな冬だから
ちょうど いいなって 思えるようになって
1日1日 少しずつ 離れてゆこう
僕は 思いつくまま 綴っていった
今の自分の 心の座標の X軸とY軸と
ふうん
難しいのは 選択することでなく
気持ちを制御すること
執着すればするほど 好きだと勘違いしてしまうけど
嫌いなんだと 認めてしまえば 全ての異常の理由が瞭然
求めているのは 遠い日の その人で
でも そこにいるのは 今のその人
大切なのは 異名同音 苦しくなるのは 同名異音
まだまだ いろいろ書きながら
なんとなく 昔とは変わり果ててしまった
心の放物線の軌道が 見えてきたんだ
だから もう こちらから 電話はしない
何ひとつ 期待もしない
穏やかで 優しそうに 冷たくなっていくんだ
じっとしてれば 凍えそうな冬だから
ちょうど いいなって 思えるようになって
1日1日 少しずつ 離れてゆこう
禁煙したての頃みたいに
どこかで ずっと
くすぶってる うずき
でも 1日1日 過ぎていくと
少しずつ ほんの少しずつ
やわらいでゆくことを知っている
ふうん
最大の難所は 夜
今夜だけ 今夜だけ
そんなふうに 夜をやり過ごしてゆけば
きっと 大丈夫
作業が はかどっても とどこおっても
礼儀正しく きちんと夜はやってきて
そして 僕は試されるんだ
きっと 大丈夫
さあ 来い コンニャロ!
コンチクショ!
コロボックリにチントンシャン!
どこかで ずっと
くすぶってる うずき
でも 1日1日 過ぎていくと
少しずつ ほんの少しずつ
やわらいでゆくことを知っている
ふうん
最大の難所は 夜
今夜だけ 今夜だけ
そんなふうに 夜をやり過ごしてゆけば
きっと 大丈夫
作業が はかどっても とどこおっても
礼儀正しく きちんと夜はやってきて
そして 僕は試されるんだ
きっと 大丈夫
さあ 来い コンニャロ!
コンチクショ!
コロボックリにチントンシャン!
人間にとって 変態は ヘンタイなんだけど
昆虫にとって 変態は 成長への ぷろせす
そして 晴れ 時々 雨 みたいに 人も時々 変態
ここ数年 僕は 弱い人間だった
でも 脆い人間じゃ なかったよね
こんなに ボロボロになるほど
密度の無い人間じゃ なかったよね
ふぅん
違和感が ありすぎて アリスとテレス
心の骨粗鬆症は へたすると ボキリ
ひゃはは 間に合ったからね
昨夜の夢に 芝ちゃんが 出て来て
「ウジウジしてんじゃないよ!」 と 喝!
うん まじゃまじゃ こまぅを~!
昆虫にとって 変態は 成長への ぷろせす
そして 晴れ 時々 雨 みたいに 人も時々 変態
ここ数年 僕は 弱い人間だった
でも 脆い人間じゃ なかったよね
こんなに ボロボロになるほど
密度の無い人間じゃ なかったよね
ふぅん
違和感が ありすぎて アリスとテレス
心の骨粗鬆症は へたすると ボキリ
ひゃはは 間に合ったからね
昨夜の夢に 芝ちゃんが 出て来て
「ウジウジしてんじゃないよ!」 と 喝!
うん まじゃまじゃ こまぅを~!
初夢で 父としゃべった
なんてことないくらい
なんともいえない会話だったんだけど…
昨年の9月に 父は逝った
痛みで辛そうだったから
心のどこかで そっと ホッとした
僕の見る夢の中には
それでも 時々 家族が登場する
当然 父も 普通に 寡黙に 登場する
あれだけの衝撃だったのに
夢で会う時には なんの違和感もなく
起きた時には 驚きと共に どこか切なくて
ふぅん
初夢はシュールだったんだ
僕の部屋の壁に 山芋とあん肝を合わせたような形をしたサトウキビが…
なんで それがサトウキビだったんだろう…
80センチくらいの 不格好なサトウキビが タテに飾ってあって
そこに ふたつの穴が開いていて それを父さんが疑問に思って
「なんで こんなとこに 穴が開いてるんだ?」
『誰かが 食べたくて 指を入れたみたい』
そう答えると 父さんは 自分の指を合わせてみて
ふぅん なるほど という表情で その場を去ってゆくんだけど
それだけなんだけど
僕は不思議だったんだ
だって 部屋には 僕と父さんしかいなかったから
サトウキビを食べようとしたのは 父さんだったんじゃないの?
フロイトなら どんな分析をするのかな…
欲しいのは 完璧な分析なんかじゃなくって
ささやかな納得なんだけどね
なんてことないくらい
なんともいえない会話だったんだけど…
昨年の9月に 父は逝った
痛みで辛そうだったから
心のどこかで そっと ホッとした
僕の見る夢の中には
それでも 時々 家族が登場する
当然 父も 普通に 寡黙に 登場する
あれだけの衝撃だったのに
夢で会う時には なんの違和感もなく
起きた時には 驚きと共に どこか切なくて
ふぅん
初夢はシュールだったんだ
僕の部屋の壁に 山芋とあん肝を合わせたような形をしたサトウキビが…
なんで それがサトウキビだったんだろう…
80センチくらいの 不格好なサトウキビが タテに飾ってあって
そこに ふたつの穴が開いていて それを父さんが疑問に思って
「なんで こんなとこに 穴が開いてるんだ?」
『誰かが 食べたくて 指を入れたみたい』
そう答えると 父さんは 自分の指を合わせてみて
ふぅん なるほど という表情で その場を去ってゆくんだけど
それだけなんだけど
僕は不思議だったんだ
だって 部屋には 僕と父さんしかいなかったから
サトウキビを食べようとしたのは 父さんだったんじゃないの?
フロイトなら どんな分析をするのかな…
欲しいのは 完璧な分析なんかじゃなくって
ささやかな納得なんだけどね
このブログを 数年ぶりに 立ち読みしてみた
つくづく馬鹿だね 自分
相変わらず 愚かな日々
大切にしてる人だと思ってたんだけどさ
酔っぱらって ストーカーまがいの
自分の送信したメール見たら…
謝れないくらい 相手に申し訳なくて
情けないくらい 自分が嫌になって
このブログ 始めた時だって
同じような どん底だったくせに
そこから 救ってくれた人なのに
そして あの頃と同じように
また 新しい楽器を造ってるんだけど
大きな仕事 終わって おめでとう
大切な時に 最悪で ごめん
2回目の 卒業 おめでとう! 幸せになってね!
つくづく馬鹿だね 自分
相変わらず 愚かな日々
大切にしてる人だと思ってたんだけどさ
酔っぱらって ストーカーまがいの
自分の送信したメール見たら…
謝れないくらい 相手に申し訳なくて
情けないくらい 自分が嫌になって
このブログ 始めた時だって
同じような どん底だったくせに
そこから 救ってくれた人なのに
そして あの頃と同じように
また 新しい楽器を造ってるんだけど
大きな仕事 終わって おめでとう
大切な時に 最悪で ごめん
2回目の 卒業 おめでとう! 幸せになってね!
休めない時間が続く
安らぎのない時間が続く
たぶん きっと 余裕がない
ふうん
父と 大切な友人は 病と闘っていて
幾つかの 大切なモノを 失って
貸していた楽器は 壊れて返ってきて
この夏は 重たい
仕事がない日も
工房にこもって
新しい楽器製作に 励んでいる
もしかしたら
それは 逃避なのかも知れない
重い考えを 新しい可能性に すりかえて
神様を信じていた時代があった
今は 何かを信じるより
こんがらがった自分を ほどくだけで精一杯
バチが 当たってるのかな
最後に 髪を切って 一年が経つ
ハサミを入れない一年は
雑草のように バラバラな長髪
黙っていても
笑っていても
同じ時間
怒っていても
泣いていても
同じ時間
ボサボサの髪をまとめて
もう少しだけ
逃げ続けてみよう
安らぎのない時間が続く
たぶん きっと 余裕がない
ふうん
父と 大切な友人は 病と闘っていて
幾つかの 大切なモノを 失って
貸していた楽器は 壊れて返ってきて
この夏は 重たい
仕事がない日も
工房にこもって
新しい楽器製作に 励んでいる
もしかしたら
それは 逃避なのかも知れない
重い考えを 新しい可能性に すりかえて
神様を信じていた時代があった
今は 何かを信じるより
こんがらがった自分を ほどくだけで精一杯
バチが 当たってるのかな
最後に 髪を切って 一年が経つ
ハサミを入れない一年は
雑草のように バラバラな長髪
黙っていても
笑っていても
同じ時間
怒っていても
泣いていても
同じ時間
ボサボサの髪をまとめて
もう少しだけ
逃げ続けてみよう
わずか ふたつの駅が
とても 遠かった日があった
バスに乗って
電車に乗って
ふたつ先の駅には デパートがあったから
ふうん
高校時代
シンセが置いてある楽器店は
ふたつ先の駅にしかなかった
僕は 週に何べんも通って
楽器店のシンセで作った曲がある
頑張れば 何でも かなうと信じていた時代
胡散臭い視線に ビクともしなかった時代
「Do Best」
今では 通過するだけの 地方の街
でも その駅名を 電車の中で聞くだけで
なんだか 恥ずかしいくらい ワクワクするんだ
行動半径が 広くなって
そんな ときめきは 薄れていった
どこの街に行っても あるもの ないもの
大きな放物線は 僕の座標まで 帰ってきた
やりたいことは 僕の手で作り上げる
知ってるよ 頑張っても 出来ないこと 出来ること
僕に出来ること
僕にしか出来ないこと
そのグラデーションの ひとつひとつに
名前だって つけられるんだ
それでも 大切にしていたいんだ
ふたつ先の駅の 新しい時代に
ふたつ先の駅の 好奇心と探究心に
とても 遠かった日があった
バスに乗って
電車に乗って
ふたつ先の駅には デパートがあったから
ふうん
高校時代
シンセが置いてある楽器店は
ふたつ先の駅にしかなかった
僕は 週に何べんも通って
楽器店のシンセで作った曲がある
頑張れば 何でも かなうと信じていた時代
胡散臭い視線に ビクともしなかった時代
「Do Best」
今では 通過するだけの 地方の街
でも その駅名を 電車の中で聞くだけで
なんだか 恥ずかしいくらい ワクワクするんだ
行動半径が 広くなって
そんな ときめきは 薄れていった
どこの街に行っても あるもの ないもの
大きな放物線は 僕の座標まで 帰ってきた
やりたいことは 僕の手で作り上げる
知ってるよ 頑張っても 出来ないこと 出来ること
僕に出来ること
僕にしか出来ないこと
そのグラデーションの ひとつひとつに
名前だって つけられるんだ
それでも 大切にしていたいんだ
ふたつ先の駅の 新しい時代に
ふたつ先の駅の 好奇心と探究心に
仕事を終えて 帰り道
母からの電話
父の検査の結果が出たらしい
ふうん
長い長い一日が終り 日付が変わりそうな頃 自宅へ戻り
スタッフへギャラを渡そうとしたら…
ウエストポーチが無い…
とりあえず 自宅からお金を持ってきて支払い 「お疲れー!」
楽器を返した場所まで 車を飛ばす… 無かった
途中で寄ったコンビニへ電話… 無かった
車から持ち出してはいないんだ でも
この2箇所では 車の鍵は 開いたまま
仕方ないね 油断したね
ふうん
もう ここまで来ると
落ち込むのを通り過ぎて
笑っちゃったよ
ポーチの中の
手帳は プライベートとスケジュールが満載
カメラは 楽器と コンサートと 病院の写真が満載
でも
父だって 手術の可能性は残ってるし
僕だって 携帯と財布と工具鞄は残ってるし
だから 失われたものは それほど大したモノなんかじゃないんだ
そう考えることにした
不運
ふうん
悪いけど 負けないよ
13日の金曜日君
僕は 見かけによらず しぶといんだから
母からの電話
父の検査の結果が出たらしい
ふうん
長い長い一日が終り 日付が変わりそうな頃 自宅へ戻り
スタッフへギャラを渡そうとしたら…
ウエストポーチが無い…
とりあえず 自宅からお金を持ってきて支払い 「お疲れー!」
楽器を返した場所まで 車を飛ばす… 無かった
途中で寄ったコンビニへ電話… 無かった
車から持ち出してはいないんだ でも
この2箇所では 車の鍵は 開いたまま
仕方ないね 油断したね
ふうん
もう ここまで来ると
落ち込むのを通り過ぎて
笑っちゃったよ
ポーチの中の
手帳は プライベートとスケジュールが満載
カメラは 楽器と コンサートと 病院の写真が満載
でも
父だって 手術の可能性は残ってるし
僕だって 携帯と財布と工具鞄は残ってるし
だから 失われたものは それほど大したモノなんかじゃないんだ
そう考えることにした
不運
ふうん
悪いけど 負けないよ
13日の金曜日君
僕は 見かけによらず しぶといんだから
大きな まな板の上に ゴロン
緑の真ん丸 ゼブラ野郎を 半分にザックリ
赤い宇宙の中で 黒い星がビックリしてる
よく冷えた 赤い宇宙は
お陽様の甘さと 真空の芳醇
黒い星を ペッペっと流れ星にしてみたり
ふうん
今は 何も食べられないけれど
夏に生まれた父は
スイカが大好物
また 一緒に食べられる日が 来るのかなぁ
サインカーブのように
ベッドの上で 一進一退
僕が行く日は決まって X軸はマイナスなタイミング
見てる方も 辛いけど
本人は もっと辛いだろうから
一緒に 頑張っていこうね
よく冷えた 赤い宇宙は六等分
きっと 黒い星たちも六等分
でも 等分に出来ないモノもある
1日もたてば 心の表皮は変わるし
1月もたてば 太陽の高さだって変わる
三ヶ月もたてば 細胞だって入れ替わる
ふうん
100年たてば 世紀も変わるし
10年たてば 苗字や肩書きだって変わるし
1年たてば 心の表皮も入れ替わる
でも 去年の煩いの変わりに
新しい煩いが 僕を包むし
そんなふうに 生きてる年代もあるのかも知れない
記憶しか出来ない能力が
記憶を応用して 未来を描き出したとしても
生きてるのは 不思議なくらい 一瞬の連続
だから 幾つものモノを失っても
閃くままに 一瞬を大切にしていたいね
現在進行形の ingな瞬間すら 苦しんでいる人だっているのだから
去年の今頃
僕は どん底だったね
来年の今頃
僕は 今の自分を どう評価するのかな
1月もたてば 太陽の高さだって変わる
三ヶ月もたてば 細胞だって入れ替わる
ふうん
100年たてば 世紀も変わるし
10年たてば 苗字や肩書きだって変わるし
1年たてば 心の表皮も入れ替わる
でも 去年の煩いの変わりに
新しい煩いが 僕を包むし
そんなふうに 生きてる年代もあるのかも知れない
記憶しか出来ない能力が
記憶を応用して 未来を描き出したとしても
生きてるのは 不思議なくらい 一瞬の連続
だから 幾つものモノを失っても
閃くままに 一瞬を大切にしていたいね
現在進行形の ingな瞬間すら 苦しんでいる人だっているのだから
去年の今頃
僕は どん底だったね
来年の今頃
僕は 今の自分を どう評価するのかな